みなさんこんにちは!
〈Muscle Deli (マッスルデリ)〉管理栄養士の瀧川みなみです。夏も終わりに近づいていますが、まだまだ残暑も厳しく体調管理が大切な時期ですね。今回は食欲がない・忙しくて時間がない方でも実践しやすいコンビニで手に入る夏バテ対策フードをご紹介します。
夏バテ対策フード5選。
1. 梅昆布おにぎり|汗で失われたミネラルを補給&弱った胃腸をいたわる。
梅干しに含まれるクエン酸には、疲労物質である乳酸の生成をおさえたり、唾液の分泌促進によって消化を助ける効果が期待できます。昆布には、カラダに必要なミネラルがほぼすべて入っています。汗を大量にかく夏には積極的に摂りたい食材ですね。
2. 豚肉の生姜焼き|疲労が溜まり、冷えたカラダに。
豚肉に豊富に含まれるビタミンB1は、炭水化物(糖質)を効率よくエネルギーに変換し、疲労回復を助けます。また、生姜にはショウガオールという成分が含まれており、血管拡張に役立ちます。冷房でカラダが冷えたことにより滞ってしまった血行を促進させることで、体を芯から温めてくれる効果があります。
3. プロテインバー|手軽にたんぱく質をチャージ。
さっぱりしたものばかり口にしていると、それに比例してたんぱく質摂取量も減りがちです。プロテインバーならスナック感覚で手軽にたんぱく質を補えるのでオススメです。さらにナッツ入りであれば、ミネラル補給の強化も狙えます。
4. チーズ・ナッツ|少量でもエネルギーを効率よく摂取。
量があまり食べられない方は、無理せず高カロリー・高栄養な食材を選ぶのも手です。空き時間やコバラが空いたときにサクッとつまんで不足しがちな栄養を補給しましょう。
チーズは「白い肉」の異名を持つほど、良質のたんぱく質を含んでいます。また、ナッツにはビタミン、ミネラル、食物繊維、不飽和脂肪酸などの栄養成分が一粒にぎゅっと詰まっています。
5. 牛乳・豆乳・スムージー|ドリンクからでも栄養素を補完。
食べる時間さえ取れない!という方は、良質のたんぱく質が含まれている牛乳や豆乳をチョイスしましょう! 牛乳だったらパッケージ裏にある[種類別]の表示が乳飲料のもの“以外”を選ぶようにしてくださいね。豆乳であれば、成分無調整豆乳の方が植物由来のたんぱく質をより多く摂取できます。また、スムージーはビタミンやミネラル補給するのに向いています。
私がふだん実践している夏バテ対策。
生まれてこのかた夏バテ知らずな私の体調管理術をこっそりお伝えします。それは、「食事を抜かない」ことです。時には食べる量をコントロールして消化器官を休め、カラダをいたわってあげることも大切です。ですが多忙を理由に「食べない」のは「元気が出ない→食欲がない→食べない」の悪循環に陥る可能性が高いので注意が必要です。
私はどんなに忙しくて時間がない時でも、先ほどご紹介したナッツや豆乳やヨーグルトなど、手軽に摂取できて高栄養なものを必ず食べるようにしています。また、コンビニにも行かずにサッと美味しく栄養補給できるドリンクをオフィスに常備しています!
マッスルデリのプロテインコーンスープ。
食欲がない時は、水に溶かせば冷製スープとしてさっぱりいただけます。また、高たんぱく低脂質なので脂質をセーブしつつ効率のよいたんぱく質摂取も叶います。冷房の効いた部屋でカラダが冷えた時は、ホットで飲めばカラダを内臓から温めてポカポカに!
実際にお水で溶く場合は、シェイカーに水→パウダーの順に入れてシェイクすると混ざりやすいです。また、お湯で溶かすととうもろこしの風味がより引き立ち、とっても美味しいです。
ぜひ色々な方法で楽しんでみてくださいね! ご紹介した中で、ご自身でできそうなところから実践してアツい夏を乗り切りましょう!