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Vol.12 仕事が不規則で睡眠時間もバラバラ。効率よく眠りたい【超回復相談室】

他人とは共有できない極私的な悩み。でも、できれば現状を元のレベルに回復させたい。可能であればベターな状態までもっていきたい。その道の第一人者が多種多様なお悩みに答える「超回復相談室」をここに開設!

Q:仕事が不規則で睡眠時間もバラバラ。効率よく眠りたい。(ヘアメイク・30代男性)

タレントさんのヘアメイクを担当すると深夜まで現場が続いたり、てっぺん(0時)回ることがよくあります。それだけなら朝寝れば済むけど、雑誌の早朝ロケが入ってたりすると寝ないで行くしかありません。午後からタレントさんのヘアメイクが入ったり……睡眠時間が不規則なので、暇なとき寝溜めしようと思っても夕方寝ても夜中に起きて朝まで起きてたりで、何とかなりませんか?

A:ゼロ点補正をする時間を作りましょう。

ゼロ点補正をする時間を作ることをおすすめします。たとえば筋トレやランニングなどの運動、ヨガや座禅、仕事のことを完全に忘れて無心になれる時間を10分でもいいから作る。ストレスを解消し、心とカラダがほぼ同程度に疲れるとよく眠れるようになります。(回答・小児科医 浦島充佳さん)

A:細切れでもいいので1週間で50時間の睡眠時間を。

細切れでも構わないので1週間でトータル50時間くらいの睡眠時間を確保しましょう。同時に今のままで自分の最高のパフォーマンスが出せているかを一度考えてみてください。寝不足のまま納得のいく仕事ができていますか? 働き方を見直しながら、睡眠負債を返済していきましょう。(回答・精神科医・労働衛生コンサルタント吉野聡さん)

教えてくれたひと
浦島充佳
浦島充佳(うらしま・みつよし)/東京慈恵会医科大学分子疫学研究部部長。小児がん治療に従事し、ハーバード大学公衆衛生大学院で疫学と生物統計学を学ぶ。小児科医療に携りつつ医療をマクロ視点で考察。
吉野聡
吉野 聡(よしの・さとし)/精神科医・労働衛生コンサルタント。自身のクリニックでの診療の他、さまざまな職場環境での予防的メンタルヘルス活動に取り組む。

取材・文/石飛カノ イラストレーション/死後くん

(初出『Tarzan』No.774・2019年10月10日発売)

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