Q:仕事で理不尽な掌返しが多く、疲れ切っています。(ウェブディレクター・30代男性)
修正という名の掌返しでゼロからやり直しするハメになることがままあり、悔しくて夜中にガバッと起きてしまいます。冷静に対処しようと努めても、作業を依頼するチームから反発されて、予定外のやりとりで疲弊し大事な打ち合わせに遅刻することも。悪循環のストレスから逃れる手立てはないでしょうか?
A:相手の接続詞に注意して、同情するくらいのつもりで対応。
話をするときに、相手が使う接続詞の種類を見てください。「しかし」「でも」といった逆接の接続詞が多いか、「だから」「そして」など順接の接続詞が多いか。前者は第一提案を与えても必ず「でも」と言うので、先に第二提案を出して文句が出たら第一提案をアレンジして出す作戦を取る。
後者ならストレートに第一提案の優れた点をアピールすればいいでしょう。(回答・脳科学者 篠原菊紀さん)
掌返しの要求をしてくる人は上司から同じ要求をされている可能性があります。職場や家庭で虐げられている人ほどクラッシャーになりやすいので、可哀想なヤツと同情するくらいのつもりで対応を。(回答・精神科医・労働衛生コンサルタント吉野聡さん)