ラグビー日本代表の肉体をつくったアニマルムーブ&柔術を体験してきた!
取材・文/木戸智士(本誌) 撮影/鈴木大喜 イラストレーション/高橋 潤
(初出『Tarzan』No.772・2019年9月12日発売)
ジェイミー・ジャパンも取り入れるトレーニング。
雑誌『ターザン』771号で、「ラグビー日本代表の肉体はいかにして世界基準になったか」を教えてくれた村上貴弘さん。村上さんは2015年4月までエディー・ジャパンに携わり、世界屈指のパワーを誇る南アフリカと互角に渡り合うチームづくりに貢献した。
今回は、〈HALEO〉のS&Cディレクターでもある村上さんに、「ジェイミー・ジャパンも取り入れるトレーニング、試しに来ませんか!」とお誘いいただき、早速やってきた。
「今日はアニマルムーブと柔術をやってもらいます! カラダを自在に多方向へ動かすラグビーでは、どちらも練習の一環で取り入れられています。そして、一般の方にもオススメなんですよ」
アニマルムーブとは、動物の動きを真似ることで全身をくまなく鍛えるトレーニング。螺旋的な動きで、ナチュラルで機能的なカラダを目指せる。そして柔術といえば、打撃のない寝技中心の格闘技。
レスリングや柔道の動きを汲みながらも、独特な関節技もあって万能な競技といえる。アニマルムーブを教えてくれるのは杉本峻さん、柔術はマルコス・ソウザさん。ダイジェスト版をいざ体験!
ビジネスマンにも好評です。
まずはアニマルムーブ。股関節まわりを入念にほぐし、クマ、カニ、ダウンドッグ、サソリ、ワニの動きに挑戦。
お手本で杉本さんが、「我、動物ナリ」と言わんばかりに(言ってない)、軽々と凄まじい動きをやってのける。実際にやってみるとどれも想像以上に難しいが、だんだんとできるように。全身に効いている感覚と、慣れない動きがかえって癖になりそう。
続いて、村上さんも加わり柔術の練習に。ソウザさん指導のもと、動きの基本となるドリルをやり、組手へ。格闘技はなんだか苦手意識があったが、闘い方を選ぶ、柔術ならではの頭脳戦に夢中に!
「大人の方にこそ試していただきたいです。アニマルムーブは日常動作がラクになるほか、どのスポーツにも活きます。柔術の肝はゲーム性。駆け引きで頭も使うので、ビジネスマンにも好評です。〈HALEO DAIKANYAMA〉で体験できますよ!」(村上さん)