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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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バランスボールひとつあれば、全身の筋肉を効率的に鍛えられる! まずはバランスボールに慣れましょう。
「バランスボールほど体幹トレに適したギアはない」と話すトレーナー、齊藤邦秀さん直伝のレベル別トレーニング! 初心者はまずボールにカラダを預け、姿勢をキープして感覚を磨こう。
レベル2以降から少しずつ動きが加わっていくが(記事は随時公開予定!)、不安定さが加わるなかでより軸を意識できるようになるはず。まずは本記事の〈レベル1〉で、バランスボールに慣れましょう。
「バランスボールはほぼ、椅子がわり。だって、大したトレーニングできないでしょ?」なんてひとは、大間違い。『ターザン』でおなじみの齊藤邦秀トレーナーはこう話す。
「地面や床と異なり、バランスボールの上は不安定極まりない。つまりボールに乗ること自体がカラダの軸を意識せざるを得ない状況を作ってくれるんです。また、球体なのでさまざまなバリエーションのエクササイズが作れる。バランスボールひとつあれば体幹をメインに、全身の筋肉を効率的に鍛えられるんです」
バランスボールはサイズがいくつかあるが、身長165cm以下なら直径55cm、185cm以下なら65cm、それ以上なら75cmを選ぶといいだろう。
「足先や膝をボールに乗せて姿勢を保とうとすると必ずズレが生じるので、バランスをとるために体幹が稼働し軸を安定させようとします。まずはその感覚を摑みましょう。同時に力の入れ方やタイミングも養えます」(齊藤さん)
以下紹介するのは、4つの基本姿勢。最初はうまく乗れなくて当たり前。でも何度か繰り返していると、そのうちカラダから余計な力みが消え、意外と楽にボールに乗れるようになるはず。特に3、4あたりはレベル1といえども結構難しいので、コツを摑むまでやろう。
取材・文/黒田創 撮影/小川朋央 スタイリスト/山口ゆうすけ ヘア&メイク/村田真弓 トレーニング監修・指導/齊藤邦秀(ウェルネススポーツ代表)
(初出『Tarzan』No.772・2019年9月12日発売)