【今回の筋肉】松下▽さん
身長173.5cm、体重67.0kg、体脂肪率12.2%、骨格筋量37.5kg。1993年生まれ。トレーナーとしても活動。マクロ栄養学や解剖学、運動生理学の造詣も深い。2017年のNPCJではメンズフィジークモデルなど2部門で優勝。毎晩お酒を嗜む左党で日本酒が何より好き。
今年タレントデビューした松下▽です。あ、▽は“ぎゃくさんかっけい”と読みます、自慢の広背筋や三角筋による逆三体型が由来です!
しかし3年前まで筋トレはおろか運動を何もしておらず…。当時はファッションが好きで、運動で発汗するのもイヤな若者でした(笑)。体重はたった53kgでしたよ。そんななか、2019年よりタレント活動を始めることが決定。“何か一つ、確実に自分の身になることを始めよう”と思い筋トレを開始。
そこで半年間トレーナーに師事するうちに筋トレの奥深さにすっかり引き込まれました。一人で鍛えるようになり、実践的な方法だけでなく理論的な知識も日々学んでいます。
3年経ち、心身ともに別人のようと周囲にも言われます。鍛える前は何もかもペラペラでしたが、今は軸ができたと感じます。僕の強みでも弱みでもあるのは骨格の細さ。ウェストが細いので▽に仕上がる一方、広がりをつくればカラダが薄く見える。難しくも面白い課題です。
ただし、僕はビルダーを目指しているわけではなく筋トレは成長するための手段。筋トレに全てを捧げる生き方はかっこいい! でも僕にはIFBFのジェフ・シード選手のような、筋トレに限らず生活全般を謳歌するスタンスが性に合いそうです。
だからとは言いませんが、カタボリック覚悟で毎晩仲間と酒を楽しみます。翌日の筋トレに響かないよう10杯程度で(笑)。ただし晩酌までの約7食では毎食肉180gと野菜100gを摂り、1食おきに玄米150gかサツマイモを必ず。8食中7食は筋肥大につながる食事です!
トレーニングの仕方にはその人の性格が出るというのが僕の持論。トレーニーに限りますが筋肉から人柄が分かります。特に顕著なのは背中。“松下▽としてカラダで語れる男になるのが、今の目標です。