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「人混みでよく他人とぶつかる」を克服する|運動神経向上トレーニング(1)

駅や人混みでよく他人とぶつかる人は、このトレーニングで克服を。いわゆる運動神経とは「自らのカラダを巧みに操る能力=コーディネーション能力」のことだが、この能力を分析すると「リズム」「バランス」「変換」「反応」「連結」「定位」「分化」の7つに分類される。今回は「定位」「変換」という2つの能力にフォーカスする。

空間を一瞬で捉え、臨機応変に動きをスイッチ。

東京・渋谷駅前のスクランブル交差点は訪日外国人に大人気のスポット。歩行者用の信号が青に変わり、四方八方から一斉に人びとが渡り始めても、大した混乱も起こらないのが不思議らしい。

ただし日本人なら誰でもスクランブル交差点を無傷で渡れるわけではない。空間を捉える「定位」や、動きを素早くスイッチする「変換」が弱点だと、スクランブル交差点はおろか、混雑するハブ駅や繁華街の人混みですら通行人とぶつかりそうになって困る。

パートナーに協力してもらい、どんなに混み合う場所や時間帯でも、スマートかつ効率的に移動できる能力を身につけたい。すると球技のドリブルもきっと上達するに違いない。反応合図などに反応して、的確なリアクションで素早く適切に対処する。野球の至近距離からのノックをこなすには、反応能力が不可欠。各30秒〜60秒を1〜2セット、遊び感覚で行おう。

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「変換」を鍛える|リアクション(30〜60秒×1〜2セット)

リアクション
パートナーと向かい合って対角の片手で握手する。腰を少し落とし、手を握り合ったまま、パートナーに自分の足を狙ってランダムに踏み出してもらう。その動きに素早くリアクションし、足を踏まれないように逃げ続ける。

「定位」を鍛える|ボールスルー(30〜60秒×1〜2セット)

ボールスルー
テニスボール(なければ固く丸めた紙くず)をできるだけたくさん用意する。しゃがんで待機するパートナーから少し離れて立つ。パートナーにボールを素早く投げつけてもらい、ボールにぶつからないように避け続ける。

取材・文/井上健二 撮影/小川朋央 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/天野誠吾 監修・指導/齊藤邦秀(ウェルネススポーツ)

(初出『Tarzan』No.766・2019年6月13日発売)

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