• 競泳・瀬戸大也は、6つのルーティンで“究極の集中”を作り出す
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2019.04.06
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競泳・瀬戸大也は、6つのルーティンで“究極の集中”を作り出す

競泳・瀬戸大也は、6つのルーティンで“究極の集中”を作り出す

本人が「夢の舞台」と呼ぶ2020年・東京での活躍を期す、競泳の瀬戸大也選手。日本競泳界を代表する選手として活躍を続ける彼には、レースに向けて集中力を高めるための“秘訣”がある。その独自のルーティンは、スポーツの試合やレースに挑む人はもちろん、プレゼンや会議に臨むビジネスパーソンにも参考になるはずだ。

大舞台でパフォーマンスを最大限に発揮するためには、極度の集中状態、いわゆる“ゾーン”に入る必要があると言う瀬戸選手。周囲の声や音が聞こえなくなり、雑念が消え、自分がやるべきことだけにフォーカスできている状態なのだという。瀬戸選手によれば、ゾーンに入るのには2つのパターンがある。

競泳・瀬戸大也選手
瀬戸大也(せと・だいや)/1994年生まれ。埼玉県出身。2013年、2015年の世界水泳400m個人メドレーを連覇。2016年のリオ五輪では、400m個人メドレーで銅メダルを獲得している。短水路200mバタフライの世界記録保持者でもある。

一つは、自然とゾーン状態になるもの。これは、レースのしばらく前から、自分が“流れ”や“勢い”に乗れているタイミングでしか起こらない。

もう一つは、自分でゾーンに入るための準備を行うもの。試合に向けて、日々のトレーニングや行動でカラダと心を整えていく。集中力を高める作業を一つ一つこなしていくと、次第に集中が深まり、レース直前にはゾーン状態になれるのだそうだ。

瀬戸選手はどのようにゾーン状態を作っているのか。実際に行っている6つのルーティンを教えてもらった。

1|コーヒーを飲むのはレースの日だけ

競泳・瀬戸大也選手
カフェイン摂取は試合の日だけ。コーヒーを飲むとレースモードになる。

レースの日、瀬戸選手はコーヒーを飲む。コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があり、交感神経を活性化させ集中力を高める効果がある。また、強心・末梢神経拡張効果があることから、運動時のパフォーマンスアップをサポートするともいわれている。

そして瀬戸選手がレースの日しかコーヒーを飲まないのは、カフェイン耐性をつけたくないからだ。

「コーヒーを飲むと、確かにシャキッとするんですが、飲む頻度が高まると効果が薄まる感覚があるんです。なので、普段はなるべくカフェインを摂取しないようにしています。コーヒーを飲むのは勝負の日だけですね!」

普段摂取していないカフェインが体内に入ることで、カラダが一気に勝負モードになるという。

2|朝、昼、晩でチゲスープ

瀬戸選手は、コーヒーと同様に、チゲスープをレース当日に必ず食べるのだそう。国内の試合に限らず、海外遠征時にもチゲスープの素を持参して食べている。瀬戸選手にとっての勝負メシなわけだが、試合当日の朝だけでなく、昼も、夜もチゲスープを食べるというから驚く。

「チゲスープはカラダが温まりますし、辛さのおかげでカラダが燃えてくる感覚もあるんです。確かに3食ともチゲスープっていうのは珍しいかもしれないですけど(笑)」

唐辛子に含まれるカプサイシンには、アドレナリン分泌を促す作用がある。これも試合への集中力を高める一助となっているのかもしれない。

3|レース直前は同じ曲を“鬼リピ”して聴く

競泳・瀬戸大也選手
瀬戸選手が手に持っているのが、愛用ヘッドホン《BOSE QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II》。 飛行機の機内でも欠かせないという。

音楽も、瀬戸選手がゾーンに入るために欠かせないものの一つ。レース前の準備運動中はもちろんのこと、会場入場からスタート直前までの間も音楽を聴いて、自分の世界に入り込んでいる。愛用しているのはノイズキャンセリング機能を備えた〈BOSE〉の《QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II》だ。

「試合前に音楽を聴くのは中学生の頃からのルーティンなんですが、初めて〈BOSE〉のノイズキャンセリングヘッドホンを使ったときに衝撃を受けて、それ以来ずっと〈BOSE〉のヘッドホンを使っています。音質が良くて、音がクリアなのも魅力なんですが、とにかくノイズキャンセリングの機能が凄くて。スイッチを入れた瞬間に自分に集中することができるんです」

レース前に聴くのは、決まった曲や特定のアーティストのものではなく、そのときのお気に入りの曲。1つの曲を延々とリピートして聴き続ける。

「たとえばシャッフルして聴いていると、いざ入場、いざスタートっていうタイミングで、“えっ? この曲?”みたいになる可能性があるじゃないですか(笑)。同じ曲を“鬼リピ”していれば、集中状態が途切れることがないんです。ジャンルに関しては、最近はヒップホップやEDMを聴くことが多いですね」

同じ曲を聴き続けるということはBPMも基本的には変わらないということ。聴いている音楽のテンポが一定であるほうが、集中状態をキープしやすいのだろう。

瀬戸選手は、4種目の泳ぎの練習に加えて、ウェイトトレーニングにも取り組んでいる。トレーニング中も音楽は欠かせないが、このときは鬼リピではなく、シャッフルで聴いているそうだ。

試合は鬼リピ、トレーニング中はシャッフル。この使い分けも参考にしたい。

4|予選と決勝の間に睡眠でリセット

競泳では、予選、決勝と一日で2本のレースを泳ぐことがある。2本のレースの間の過ごし方は、選手それぞれだが、瀬戸選手は予選と決勝の間に睡眠をとる。可能であれば入浴もする。

「カラダをリカバリーする意味もありますし、そこで一回リセットする意味もあります。ただ、寝すぎてもよくないので、90分以上は寝ないようにしています」

レース間の睡眠時に活躍するのが〈BOSE〉の《NOISE-MASKING SLEEPBUDS》(スリープバッズ)。安眠用のイヤープラグ(耳栓)で、高い遮音性があり、内蔵されたヒーリングサウンドが周囲のノイズをマスキングしてくれる。

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《BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDSは、フィット感がよく、睡眠時も気にならないそうだ。

「宿舎に戻れるときは戻るんですが、時間がないときは控室で複数の選手たちと過ごすこともあります。選手は、みんな自分のスケジュールで動くので、控室がうるさいことはよくあります。スリープバッズがあると、アラームが鳴るまでぐっすり眠れるし、アラーム音で他の選手に迷惑をかけることもありません。サウンドはいろいろなものから選べるんですが、僕は波の音を好んで聴いています」

入眠がしやすいからと、普段の睡眠時にも《BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS》を活用している。静かな方が集中できる人、寝つきが悪く、日中のパフォーマンスに影響が出てしまう人は試してみるといいかもしれない。

5|常にポジティブシンキング

ガッカリするような出来事があってもポジティブに捉えるのが、瀬戸選手流。

「大切にしていた財布をなくしてしまったときに、父から“新しい財布を買うチャンスじゃん”と言われたことがあるんです。そのときに何事も捉え方次第だなと思うようになって。苦手で取り組むのが嫌だなと感じることでも、苦手を潰すのが強くなるための一番の近道、伸び代だと思ってしまえばいいというか。そうすると苦手から逃げなくて済むんです。レースで失敗しても、成長のための経験とポジティブに考えて、ネガティブな発言はしないようにしています」

普段から物事をポジティブに捉えようとしているからこそ、大舞台でもプレッシャーに打ち克って、自分の持っている力を十分に発揮できるのだ。

6|家では集中しない

競泳・瀬戸大也選手
「家でリラックスしているから、職場で集中できるんです」と瀬戸選手。

家族とともに過ごす自宅は、休む場所。それゆえ、常にリラックスすることを心がけている。

「プールと、トレーニング場が自分の職場なので、そこでは集中していますが、家では集中するようなことはしません。好きな音楽を聴いて、家族と一緒にリラックスして過ごしています」

オンとオフのメリハリをしっかりとつけることも、ここぞの場面で最大限のパフォーマンスを発揮するのに必要なこと。すぐにでも見習いたいところだ。

最も長く続けているルーティンは…

ここまで6つのルーティンを紹介してきたが、もう1つ瀬戸選手が長く続けていることがある。神社へのお参りとお礼参り。小学校5年生のときから継続している。

「通っていたスイミングスクールの近くに出雲伊波比神社という神社があって。そこで行われている流鏑馬祭りで、乗り子をやらせていただいたことをきっかけにお参りに行くようになったんです。それから結果が出ていると感じていることもあって、大きな大会やイベント事があるときは、出雲伊波比神社にお参りとお礼参りに行くようにしているんです」

自分に良いと思ったものを継続する力、そして感謝の気持ちもルーティン同様に大切なことだと言えるかもしれない。

瀬戸選手が実践しているルーティンを参考にしつつ、自分流の集中を高める方法を見つけ出し、スポーツや仕事の場でゾーンを引き出そう!

問い合わせ先

ボーズ合同会社(TEL)0120-235-250
https://www.bose.co.jp/

取材・文/神津文人 撮影/大内香織(トレーニングウェアの瀬戸選手)、秦 和真(水着の瀬戸選手)

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