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いい筋肉の持ち主はどんなトレーニングをしているのか?|上田瑠偉

トレイルランナー上田瑠偉(うえだ・るい)/1993年、長野県生まれ。2014年にハセツネを大会新記録で優勝し注目を集める。2016年にUTMB CCCで準優勝するなど、国際大会でも活躍。

2013年にトレイルレースに初挑戦して以来、国内外を問わず、数々のレースで優勝してきた上田瑠偉さん。現在の練習量は、時間にして1週間に15時間ほど、走行距離は週に100kmを目安にしている。

「高校時代は、月間で500〜600km走っていましたが、ケガが多かったので、今はケガせずに継続できる量に抑えるよう注意しています。走行距離は多くないかもしれませんが、走るペースはトレイルランナーの中でも速いほうだと思います」

レイルランナーの上田瑠偉は週に1度のパーソナルトレーニングを約1年継続
週に1度のパーソナルトレーニングを約1年継続している。体幹部の強化と、使えていない筋肉を使えるようにするのが目的。筋肉量も増えたそう。

トラックやロードだけを走っていた頃と比較すると、トレイルランニングに転向してから、肩まわり、太腿が明らかに大きくなったそうだ。

「急傾斜をパワーハイクで上ったり、急カーブで木を摑んだりという動作があるからだと思います。マラソンランナーとは違う体型ですよね」

1年ほど前から、パーソナルトレーニングを始めたという上田さん。主な目的は、体幹部の強化と、今まで使えていなかった筋肉をしっかりと使えるようにすること。

「以前より筋肉が増えたと思いますし、走っているときに臀部の筋肉を使えるようになった感覚があります。特に上りのときに脚が上がりやすくなりましたね」

※ボディデータはタニタ《インナースキャンデュアル RD-800》で計測しました。

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取材・文/神津文人 撮影/谷 尚樹

(初出『Tarzan』No.760・2019年3月7日発売)

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