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フルマラソン完走の新理論! “バナナローディング”のススメ
ランニング前後の「バナナ補給」が、パフォーマンスUPの重要なカギになることが明らかに! 食べて運動をしてもらった人は、主観的疲労度が低かったという実験結果も出ているという。大会がある日も、それまでの練習にも。バナナをチャージしてフルマラソンに臨もう!
取材・文/廣松正浩 撮影/小川朋央 イラストレーション/3rdeye 取材協力/大澤俊彦(愛知学院大学心身科学部健康栄養学科客員教授、名古屋大学名誉教授、農学博士)、増田隆昌(ヘルスケアシステムズ研究開発部、理学博士)
(初出『Tarzan』No.759・2019年2月21日発売)
なぜバナナはランナーに人気なのか
タイムをロスしたくないあまり、レース中の軽い補食を嫌うランナーがいる。厳しい練習を積むことで、体内のエネルギーを効率よく利用できるようになれば、よほどの長距離にでもならない限り、水分補給だけで走り切れるとの読みからだろう。
だが、そこまで走り込んでいないファンランナーが、何の備えもなくフルマラソンに挑むと、ガス欠から足の止まる可能性もある。
特に大きなレースになればなるほど、周囲の興奮に引きずられ、ついオーバーペースのスタートになりがちだ。ここで消耗しては序盤での失速さえ考えられる。ペース配分に注意しながら足を進めよう。
また、エイドステーションでの水分補給はすべてのランナーの重要課題。喉の渇きを感じたら、既に脱水は始まっているからだ。
そして、エネルギー源になるような軽食も過酷なレースを乗り切る必須アイテム。近年のマラソン大会では、あれこれと工夫された食品の提供が広く行われているが、多くのランナーに人気なのが実はバナナだ。
中サイズのバナナは1本で約20gの炭水化物を摂取できる。これを1本、またはカットしたものを適量口にすれば、ガス欠予防の役に立つはずだ。また、バナナにはほのかな酸味もあるため、疲労時にはリフレッシュ効果も期待できる。この口当たりのよさがスポーツシーンでバナナが好まれる理由の一つだろう。
また、バナナにはショ糖や果糖、ブドウ糖など大小さまざまな分子サイズの糖が含まれるため、フルマラソンのような長丁場を乗り切るにはぴったりなのだ。
“バナナとスポーツ”を科学的に分析!
スポーツとバナナの相性のよさを指摘するのは、長年食品を研究してきた大澤俊彦教授(愛知学院大学)だ。その理由とは?
「バナナは運動中のエネルギー源に適しているだけでなく、食べて運動してもらった人は、主観的疲労度が食べなかった人に比べて低かったという実験結果が出ています」
なぜ、バナナを食べた人は疲労度が低いと答えたのか? これにはさまざまな理由が考えられるが、筋肉の伸縮に欠かせないカリウムが関係している可能性がある。バナナには100g当たり360mgものカリウムが含まれていて、これは果物ではトップクラスの数値だ。
「カリウムは発汗によって失われやすいミネラルですが、バナナを食べることで補われたり、運動による減少が抑えられた可能性があります。それが疲労度を低く抑えたのかもしれません」
ランニングをする人もしない人も、運動する日もしない日も、バナナはおいしいだけではなく、究極の補給食といえそうだ!
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