• “シンプル”と“デザイン”を履き分ける。 全ての男が知るべき、下着選びで悩まないためのルール
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2019.02.18

“シンプル”と“デザイン”を履き分ける。 全ての男が知るべき、下着選びで悩まないためのルール

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どんなに普段からトレーニングをしていても、ハンサムな“身だしなみのコツ”を知らなければ、「惜しい!」となってしまうかも。そこでTarzan Webの〈グルーミング〉では、さまざまな分野の専門家に取材。不定期連載で、鍛えたカラダをさらに上げる、おすすめのグルーミンググッズを教えてもらいます。

「そこまで見られないから」と油断しがちな、下着類。いえいえ、普段隠れている部分にこそ、身だしなみに対する意識の差は出るもの。ハンサムな男性はきっと実践している、下着選びのハウツー。この機会に学んでおきませんか?

ということで、「スーツのケア」「洗剤の選び方」を経て、〈ファッションスタイリスト ジャパン〉の吉川浩太郎さんに伺う最終回のテーマは「大人の下着選び」ビジネスシーンにおけるパンツやインナーシャツ、靴下の選び方からおすすすめまでを教えてもらいました。

教えてくれた人

吉川浩太郎
吉川浩太郎さん(よしかわ・こうたろう)/1981年生まれ。株式会社ファッションスタイリストジャパン取締役。紳士服専門店に勤務し、1万人以上の店舗接客を行った経験を活かし、カジュアル・ビジネス問わないメンズファッションのコーディネートや、オーダースーツ制作を行う。個性や職業に応じた色を提案する「イメージコンサルタント」としても活動。

まずは「状態」を重視せよ

スーツやワイシャツに比べても“消耗品”としての感覚が強い下着。だからこそ、安くていいものを手に入れる方法を教えてもらいたいところですが、吉川さん曰く、その前に知っておくべきことがあるのだとか。

「モノとしての良し悪しも大事ですが、その前に重視してほしいのは状態。日常的に目がいくことは少ないですが、例えば男女の関係になったとき、最後に見られるのはやはり下着ですから。脱いだときに伸びきっていたり、糸がほつれていたりしたらやはり冷めますよね。清潔感がある状態をキープすることが大前提だと思います」(吉川さん)

穿き心地はファストファッションでも十二分

こまめに買い換える習慣を身につけることが第一。では、実際に選ぶとなれば、どこに注目するべきでしょうか?

「まずはパンツの選び方ですが、穿き心地だけを重視するなら実はファストファッションブランドでも十分なんです。最近のパンツは安くてもクオリティが高いですから。ただ、そういったお手頃なパンツはどうしても無地のものが多い。デザインについてはやはり値段に比例しますから、シンプルなものと合わせて、やや値が張ってもデザインにもこだわった“勝負パンツ”を数着持っておくのがおすすめです」

ズボンとパンツの相性を見よ

「あと、もう一つ注意するべきは、股上。深めのものはしっかりと穿いているような安心感がある分、しゃがんだり、伸びをしたときに見えやすい。反対に、浅めのローライズのものは見えにくい分フィット感が薄い。穿いているズボンはローライズなのに、股上の深いパンツ買ってしまった、なんてことのないよう、手持ちのズボンと相談しつつパンツを選ぶのも一つの手です」

普段は安価でシンプルなものでOK。加えて、デザインにこだわった“勝負パンツ”も数着持っておく。そして、ズボンの股上との兼ね合いも考慮しながら選ぶ。それなら明日からでも実践しやすそうです。

シャツは3色で間違いなし

次はアンダーシャツの選び方を教えてもらいました。

「白と黒、ベージュの3色を持っておけば問題ないと思います。それをチラっと見えたときにも目立たないように、シャツの色に準じて使い分ける。白シャツなら白かベージュ、ネイビーや黒のシャツだったら黒のインナーを着るイメージですね。ネックの空き具合は、最近はノーネクタイの方も多いので、第一ボタンを開けた時に見えないくらいのを選びましょう。できれば、下で紹介するような、シャツに響かないシームレスタイプを選ぶのがいいと思います」

「お手頃に抑えるならユニクロのヒートテックもおすすめですが、暑がりの方は夏の間に買ったエアリズムを使い回すのもアリ。通気性や速乾性が高くても、ひんやりしてしまうわけではないですからね。肌触りもいいですし、最近はシームレスタイプも展開していたりして、実はいいことずくめなんです。「ヒートテックを着ると暑すぎる」なんて方はぜひ試してほしいですね」

白、黒、ベージュの3色を手持ちのシャツに応じて揃えるだけ、と考えれば、インナー選びもグッと楽になりそう。エアリズムを通年使うのもあり、というのも暑がりの方には朗報です。

靴下はロングホーズ一択

最後に教えてもらうのは、靴下の選び方。

「スーツのマナーを基準として考えるなら、ひざ下までの長さのロングホーズ一択です。スーツの本場のヨーロッパでは座った時に脛が見えると『教養がない』と思われるほどですから。日本では馴染みのない話ですが、ファッション好きであれば、ご存知な方もいるかもしれません。そういった理論抜きにしても、秋冬はもちろん暖かいですし、夏でも脚にズボンがくっつきにくく、汗も吸ってくれるから快適。メリットは多いです」

ビジネス用の靴下はロングホーズ一択として、ややカジュアルなジャケパンスタイルで出勤している方も多いはず。そういう方はどんな靴下を選べばいいのでしょうか?

「カチッとしたスーツスタイルでなければ、見えることを前提に柄物の靴下を選んであげてもいいと思います。特に、チェックやアーガイルといったトラディショナルな柄は取り入れやすいのでオススメですよ」

吉川さんおすすめのアンダーウェア4選

1. 〈LATESHOW〉ボクサーブリーフ

〈LATESHOW〉のボクサーブリーフ
ボクサーブリーフ。価格3,024円(税抜き)。

「〈LATESHOW〉はボクサーブリーフ専門の下着ブランドです。ここのパンツはどれもデザイン性が高い。発色も綺麗で、下着らしくない。見られても恥ずかしくない、まさに“勝負パンツ”になってくれると思いますね。実は女性が男性に贈るギフトとしても結構喜ばれていたり。特に婚活をしている男性の方におすすめしたいブランドです」

2. 〈グンゼ SEEK〉カットオフ Uネック Tシャツ

〈グンゼ SEEK〉カットオフ Uネック Tシャツ
カットオフ Uネック Tシャツ。価格3,024円(税抜き)。

「下着ブランドとしては確固たる地位があるグンゼが手がけているブランド〈SEEK〉。これは色がベージュで透けにくく、首元もシームレスだからシャツに響きにくい。肌触りもしっとりしていて、とっても柔らかくて。肌が弱い人にもいいと思います」

3. 〈HALISON〉アーガイルソックス、インビジブルソックス

〈HALISON〉アーガイルソックス、インビジブルソックス
アーガイルソックス(左)。価格1,404円(税抜き)。インビジブルソックス(右)。価格972円(税抜き)。

二足とも、日本の靴下専門ブランド〈HALISON〉のもの。左のアーガイル柄は、“世界三大コットン”の一つ、スーピマコットンを使った、なめらかな肌触りが魅力。

「ここの靴下はしっかりとした作りなのに、お値段もお手頃なんです。4色や5色展開でカラバリも豊富なので、同じ柄を色違いで揃えたりしてもいいと思いますね」

「カジュアルなスタイルでローファーなんかを履くときは、右のように履き口の広いインビジブルソックスを。スニーカーソックスのように変にチラ見えすることもなく、素足っぽく履けますよ」


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取材・文/山梨幸輝 撮影/角戸菜摘

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