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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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肌の角質が削られるシェービングのあとは、保湿力が失われがち。寒さと乾燥が本格化する前に、アフターケアの基礎を知っておきましょう。化粧水と乳液の使い分けから、乾燥肌のためのプラスアルファ、おすすめのアイテムまで幅広くご案内します!
〈BARBER BOYS〉を主催する、ヘアメイクアーティストの樅山 敦さんにおすすめのグルーミンググッズをお聞きする当企画。
最終回はシェービング後のスキンケアです。今回もAmazonで手軽に購入出来るアイテムを選んでいただきました。
教えてくれた人
「シェービング後は肌荒れしやすいから、アフターケアは必須。使うのは、シャバシャバした化粧水か、トロみのある乳液か。好みが分かれるところだと思うので、今回はどちらもセレクトしました」
「化粧水は、さっぱりとした使用感で、もちっとハリのある肌になるのが魅力です。ただ、保湿力に関してはやや低め。これからの時期、乾燥が気になる方は乳液タイプを選ぶのがいいでしょう。もしそれでも心配な方は、その上から〈ヴァセリン〉のように肌に浸透しない保湿剤を塗って、乳液の効果をカバーすればバッチリです」
「一番右は、イタリアの老舗〈アッカ・カッパ〉のローション。化粧水感覚で使えるシャバシャバ系で、つけた後もピリピリしないところがいい。髭剃り後、顔全体につけてしまって大丈夫です。それから優しくパッティングしながら、肌に浸透させれば、徐々にモチモチした質感になっていきますよ」
「爽やかな使い心地が好きだったり、乾燥が気にならない方におすすめですね。ブランド定番のホワイトモスの香りも”男前”な感じで、気持ちよく使えます」
写真中央は〈ニベア・メン〉が手がけるロングセラー商品、「スキンコンディショナー」。700円ほどで買える点も毎日抵抗なく使いやすい。
「これは保湿力重視の乳液タイプ。〈ニベア〉の中でもさっぱりしている方なので、肌に残りにくいのが嬉しいですね。あとは何といっても大企業ならではのコスパの良さ。これは小さいブランドでは太刀打ちできないです」
「一番左は、先ほどの話にも登場した、お馴染み〈ヴァセリン〉。石油由来の成分を使っていて、肌に浸透しないんですね。乳液を塗った上から塗ってラップのようにコーティングすることで、乳液の効果を長持ちさせられます。安価でどこでも買えるので、愛用している人は多いですね。あと、アメリカのホテルに置いてありそうな見た目も、個人的には結構好みで(笑)」
肌を健康に保つなら、シェービングにもこだわりたい。とはいえ、バーバーのように本格的なやり方を毎日試すのは根気がいるもの。自宅ではどこまで実践すればいいでしょうか?
「『ウェットシェービングで』とか、『スチームタオルで毛穴を広げて』、とかよく言いますよね。僕の意見としては、お店でやってもらう時でもなければ、そこまで徹底する必要はないと思います。お風呂に入ってしばらく経てば、毛穴は湿気で自然に広がるし、シェービングフォームを使わなくても、洗顔料を泡立てるだけでシェーバーの滑りはよくなりますから」
樅山さんおすすめのシェーバーは何ですか?
「極端な話、スムーズに滑ればなんでもいいので、シェーバーの機能は最低限で大丈夫。僕はデザインにこだわりたいので、<シック>の「Super II PLUS X」を使っています。ゴテゴテした見た目が多いシェーバーの中でも、これはシンプルでカッコいいですから。第3回で紹介した、〈ラボ シリーズ〉の洗顔料と併せて使えば、よりスムーズにシェービングできますよ」
BARBER BOYS
取材・文/山梨幸輝 撮影/大嶋千尋