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「エゴマ油、ココナッツオイルに頼りすぎる」のはダイエットの敵!

脂質は高カロリーだから摂りすぎは控えたいが、中身にもこだわるべき。エゴマ油とココナッツオイルが人気だが、減量にも役立つのでしょうか。

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脂質は高カロリーだから摂りすぎは控えたいが、中身にもこだわるべき。エゴマ油とココナッツオイルが人気だが、減量にも役立つのか。

まずはエゴマ油。現代人はオメガ3脂肪酸というタイプの脂質が不足し、オメガ6脂肪酸を摂りすぎており、アレルギー疾患を招きやすい。エゴマ油はオメガ3が摂れるため愛用者は多いが、サラダ油もエゴマ油も中身は純粋な脂質。大さじ1杯で110キロカロリー以上あり、摂りすぎは肥満の元。

次はココナッツオイル。その60〜70%は中鎖脂肪酸というタイプでエネルギー源になりやすく、代謝を高め、食欲を抑えて優れたダイエット効果を発揮する。だが、エゴマ油と同じで油は油だから摂りすぎは禁物。

またココナッツオイルの85%以上は肉類の脂身などと同じ飽和脂肪酸。アメリカ心臓協会は「ココナッツオイルは心臓病の原因となるLDLコレステロールを増やすため、お勧めできない」としている。

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教えてくれた人

森拓郎さん(もり・たくろう)/パーソナルジム〈rinato〉のオーナー兼トレーナー。トレーナーながら運動至上主義から距離を置き、食事の重要性を強調。運動嫌いでも理想のカラダを最小限の努力で作るメソッドを提供する。

取材・文/井上健二 取材協力/森 拓郎(ボディワーカー、トレーニングジムrinato代表)

(初出『Tarzan』No.736・2018年2月22日発売)

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