X脚を予防して魅力的な立ち姿に!|のびのび〜ストレッチ vol.20
冷え性やむくみの遠因になるだけでなく、見た目にも美しくないX脚。連載「のびのび〜ストレッチ」第20回は「X脚を予防する」ストレッチ。鏡の前でセルフチェックをしてみて、心当たりがある人はすぐにストレッチで下半身をほぐしておこう!
取材・文/黒澤祐美 撮影/小川朋央 ヘアメイク/村田真弓 スタイリスト/高島聖子 監修/坂詰真二
全身が映る鏡の前に立ち、脚を肩幅に開いてみよう。
両膝をまっすぐ前に向けたときにつま先がハの字のように内側を向いている人、あるいは直立した状態から膝を曲げたときに左右の膝の内側が近づいてきた人はX脚である可能性が高い。
X脚を放っておくと冷えやむくみが起きやすいだけでなく、膝の痛みや股関節痛の原因にも。なにより見た目に影響が出ることを考えると、早いうちから予防しておいて損はナシ。
負荷がかかりやすいふくらはぎの内側、骨盤周辺、腿の内側の緊張をほどいていこう。
1. クラブ・フット
(1)椅子の横に立ち、椅子の背に片手をおき、カラダを支える。脚は肩幅に。
(2)椅子に近い方の脚の体重を少しずつ小指側に乗せ、足裏が内側に向くように足首を傾けて、くるぶしからふくらはぎ外側の筋肉を伸ばす。10秒×2〜3セット。逆も同様。捻挫をしないようにバランスを崩したらすぐに椅子の背もたれを持つこと。
2. プリエ・ストレッチ
両脚の踵をつけて、つま先をできるだけ外側に開いて立つ。肘を曲げて片手はおへそ、もう片方の手は背中側にまわして上体が前後に傾かないようまっすぐ伸ばしたまま、10秒キープ。
3. バタフライ
(1)床に座り、膝を曲げて両足の裏をつける。両手で左右のつま先を持つ。
(2)上体を前に倒しながら肘を張ってふくらはぎを外側に押し、腿の内側の筋肉の緊張を緩める。10秒×2〜3セット。