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いま着たい服、使いたいもの全部【Tarzan Locker-Room】|December 13, 2018

『ターザン』本誌のファッション連載〈ロッカールーム〉より、旬のアイテムをお届け。寒さが本格化するいまの時期に、暖かく季節を感じさせる新作を。

野暮ったさとは無縁のコーデュロイ

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映画監督のウェス・アンダーソンやウディ・アレンのように金茶色のコーデュロイのセットアップを気軽に着てみたいと思うが、あの少し野暮ったい感じはハードルが高い。その点、〈オーラリー〉の新作はラペルの大きさが絶妙で、パンツのシルエットも太すぎずモダン。光沢のある生地も知的で、どこをとっても都会的に見えるのはさすが。

ジャケット43,000円、スラックス30,000円、共に問い合わせ/オーラリー (TEL)03-6427-7141。

紳士に似合う柄ソックス

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全体のトーンが暗くなりがちな冬。メインアイテムに鮮やかな色を使うっていうのは正直照れてしまうが、靴下に柄物を取り入れるのはどうだろうか。気分は冬らしいアーガイル柄。イギリスの老舗〈パンセレラ〉には素敵なカラバリが豊富にラインナップ。“Hand Linked Toe”といわれる手作業による爪先の仕上げで、履き心地はとにかく滑らか。大人のための柄物ソックスだ。

各3,400円、問い合わせ/真下商事 (TEL)03-6412-7081。

断然使いやすいブラックウォッチ

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〈ジョンストンズ〉で発見したカシミヤのストール。これほどガーゼのように軽快で薄いカシミヤというのはありそうでなかなか見つからない。室内で巻いても暑苦しくなく、かといって、底冷えする街でもしっかり温かい。ややフェミニンな印象になりがちな大判サイズでも、英国のクラシックな柄であるブラックウォッチを選べば紳士にだって似合う。

46,000円、問い合わせ/リーミルズ エージェンシー (TEL)03-5784-1238。

コーデュロイなのに完全防水!?

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寒い時季のキャップはウールやフランネルなど、いろんな素材の選択肢があるから選ぶのが楽しい。ただ、雨や雪が降った時は憂鬱だ。そんななか、今年誕生したファッションアウトドアブランド〈NOYKU〉で、とうとう防水のコーデュロイ素材がリリース。ミリタリーとワークの要素を取り入れたシティ仕様のアウトドアウェアを作るだけあって、機能性もありつつ、ごくシンプルなデザインで完璧。

6,300円、問い合わせ/にしのや(TEL)03-6452-6934。

This is Americaなナイロンブルゾン

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デザイナー、ラフ・シモンズの手によって改めて“アメリカンブランド”の印象が色濃くなった〈CK カルバン・クライン〉。警官のユニフォームにインスパイアされた中綿入りのナイロンブルゾンは、ワッペン使いやフェイクレイヤードの前立てにポップなひねりが利いている。とはいえ光沢ある深いネイビーがシックで上品。着丈は短いからジャストサイズで着たい一着だ。

53,000円、問い合わせ/オンワード樫山 (TEL)03-5476-5811。

男心をくすぐるオイルドジャケット

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2018―19秋冬シーズンの名コラボベスト3に確実に入るのが〈エンジニアド ガーメンツ × バブアー〉だろう。プルオーバー型の《Cowan Wax》は、〈エンジニアド ガーメンツ〉の定番モデル《Over Parka》に、〈バブアー〉の《Cowan Command Jacket》の要素をミックス。形の異なる多機能ポケット使い、そしてこの佇まい。武骨極まりない顔つきに惚れてしまう。

85,000円、問い合わせ/エンジニアド ガーメンツ (TEL)03-6419-1798。

この冬もきっと降る雪に備えて

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トレッキングシューズを思い出させるドローコードがポイントの〈スイコック〉の新作ブーツ。雰囲気のあるカウスエードのアッパーは、温かみがあって軍パンやジーンズにも相性が良さそうだ。しかも、ありがたすぎるウォータープルーフ仕様! これで今年の冬はいくら雪が降ってもへっちゃら。軽やかで耐久性も備えるオリジナルソールは病みつきになるぐらい履き心地がいい。

22,000円、問い合わせ/navy note (TEL)03-6456-4423。

まったくもって新鮮なアンサンブル

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共地のトップスをレイヤードするアンサンブル。ニットのものはよく見かけるが〈ペンドルトン フォー ワイルド ライフ テーラー〉はコットンのシャツ地で仕立てたというのが斬新。シャツはボックス型で今の気分のビッグシルエット。上着はカーディガンのように羽織れるガウンで、タートルネックセーターも合いそう。

シャツ各14,000円、カーディガン各16,000円、共に問い合わせ/ワイルド ライフ テーラー (TEL)0120-298133。

ボストンでありラウンド

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クラシック気分が高まる冬の装いは、仕上げに眼鏡もお忘れなく。アンティーク眼鏡から着想を得たアイウェアを展開するドイツの〈ルノア〉は、伝統を重んじながらもモダンにアレンジしたデザインが得意。新作のボストンタイプもラウンドに限りなく近く、そのフォルムデザインがセンス抜群。繊細で控えめながら、硬派な男らしさがある。

《A5 Mod.239》37,000円、問い合わせ/ザ・パークサイド・ルーム (TEL)0422-41-8978。

王道なアメリカンをチョコレートカラーで

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コインポケットのあしらいなど、変化球なしの正統派なチノトラウザーズを作る〈マギル ロサンゼルス〉。タック入りでテーパードの利いたシルエットは、ジャケットはもちろんスポーティなアイテムに合わせてもコーディネートがスマートにまとまる。クローゼットにはすでに何本もチノパンが眠っているという人も、チョコレートカラーならばまったくの別腹であろう。

26,000円、問い合わせ/THE MOTT HOUSE TOKYO (TEL)03-6325-2593。

本格的な冬支度、開始

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朝や夕暮れにはすっかり冬の冷たい風を感じるようになってきた。見た目にも暖かなマフラーやコート、ローゲージのニットなんかを堂々と着られる嬉しい季節が到来! 創業1837年のイギリスの老舗ブランド〈Bronte by MOON〉のウール100%のマフラー。4,800円、問い合わせ/メイデン・カンパニー (TEL)03-5410-9777。

〈ヤエカ ライト〉のコートはオイルド加工のコットンナイロン生地に洗いをかけることで、防風・防水性はそのままにべたつきや特有の臭いが気にならない。タバコ色のコーデュロイの襟が冬気分。60,000円、問い合わせ/YAECA (TEL)03-6426-7107。

脇にハギがなく、着心地はストレスフリー。シェットランド島産の確かな羊毛を使った〈アナトミカ〉のタートルネックセーター。30,000円、問い合わせ/アナトミカ 東京 (TEL)03-5823-6186。ビジネスにも使える上品な〈バーニーズ ニューヨーク〉のスエードベルト。16,000円、問い合わせ/バーニーズ ニューヨーク (TEL)0120-137007。

張りのあるモールスキン地を2タックでクロップド丈に仕上げた〈ニート〉のワイドチノパンツは、まさに今穿きたいシルエット。33,000円、問い合わせ/にしのや (TEL)03-6452-6934。

ベルトに合わせ、スニーカーもスエード素材を。軽量クッションなど、オリジナルモデルの特徴を受け継ぎながらよりタフになった《ナイキ エア フォース 1》。12,000円、問い合わせ/NIKE (TEL)0120-645377。

※製品情報は全て公開当時のものです。

photos: Tomoo Ogawa styling: Shinichi Sakagami text: Ryoko Iino edit: Kyosuke Nitta

(初出『Tarzan』No.754・2018年11月22日発売)

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