寝る前のストレッチで、疲れを解消。
西川貴教さんが教える「腹を割るためのヒント」。
空腹でランニングした方が痩せやすい?
肩がガチガチなら、肩甲骨ほぐし。
女性の更年期症状を和らげるためにできること。
1分縄跳びで内臓脂肪を即効撃退。
ハンドスタンドで逞しい肩と腕を手に入れる。
実はカラダに良くない! 筋トレ4つの間違いとは。
  • 公開:

初心者ランナーがやりがちな「走った後のNG行為」4

「長い距離を走り終えた後、すぐに地面にベタッと座り込むランナーを見ますが、絶対にやめましょう。急に座るのは急激なストレッチ運動と一緒。攣ってしまう可能性があります。ゴール後すぐのストレッチも同じ理由で厳禁です」。そう語るのは、Japanマラソンクラブ代表の牧野仁さん。

ゴールで意識を失うほどヘトヘトでなければ、ランニング後はしばらく歩くか、最悪でも立っていれば少なくとも攣る心配はない。そこである程度息を整えたら、水分やアミノ酸を補給し、軽くストレッチを行う。これが基本だ。

冷たいシャワーとビールはOK?

長時間ランの後は脚の関節や筋肉が火照っている。そこで冷たい水シャワーを浴びると気持ちよさそうだが、それもNGである。

「カラダが熱いうちの冷たいシャワーは筋肉がギュッと縮こまる恐れがあるのでおすすめできません。シャワーは筋肉をゆっくり揉みほぐしながらぬるま湯をかけましょう。その後湯船に入って正座すると、血液循環が良くなりますよ」

あとはお待ちかねのビール!といきたいところだが…?

「気持ちはわかりますが、長距離ランの後にいきなり飲酒すると脱水症状になりかねません。飲む場合は事前に必ず十分な水分補給を。あとはつまみでタンパク質を意識的に摂りましょう」

走った後やってはいけないこと

  1. ゴール後にベタッと座り込む
  2. 走り終わった後すぐのストレッチ
  3. 火照ったカラダに水シャワー
  4. 水分補給なしにビールをグビグビ

取材・文/黒田 創 撮影/山城健朗 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/大谷亮治 取材協力/牧野 仁(Japanマラソンクラブ代表)

(初出『Tarzan』No.728・2017年10月12日発売)

Share
Share