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タンパク質と、何が同じで、どう違う?ジェーン・スーと〈味の素(株)〉社員が語るアミノ酸のこと。
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以前公開した記事ではダイナミックかつ美しい跳躍を披露してくれた、バレーボール・石川祐希選手。現在、イタリア・セリエAのチーム〈シエナ〉で活躍する彼は、自分のカラダとどのように向き合い、世界最高峰のリーグで勝負をしているのか。
『Tarzan』本誌の特集テーマをお題に、日々のカラダづくりの裏側に迫るWEB限定連載!
『Tarzan』No.753は「自体重トレ173 |家で!外で!全身くまなく鍛える 」特集。石川祐希選手の定番家トレは、筋トレよりも何よりも、ストレッチなんだとか。
「中学生の頃から毎日1時間くらいかけてストレッチをしています。これは、もうお風呂上がりの日課です」
成長期に筋トレでむやみに鍛えると、身長が伸び悩んでしまうことも。それを嫌って筋トレではなくストレッチに専念してきたのだという。その甲斐あって、開脚はほぼ180度で床にべったり!
「サボっちゃおうかなと思うこともあります。でも、時間がなくてストレッチをしないと、次の日のカラダの動きが悪いんです。練習前のアップのときに自分のコンディションが分かるんですけど、カラダが硬かったり張っていると練習が気持ちよくできません。そのとき、“ああ、ストレッチしなかったせいだな”と思うのがすごく嫌。なので、サボりません」
手をかければよく反応し、サボればたちまちグレる。アスリートのカラダは、かくも敏感。
「自宅でのストレッチは、お風呂上がりに 約1時間。毎日必ず行っているのは、写真の大腿四頭筋のストレッチと、股関節のストレッチ。あとはストレッチロールを使った筋膜のリリースをやっています」
いしかわ・ゆうき/1995年生まれ。小学4年でバレーを始め、2014年に日本代表入りを果たす。同年から世界最高峰リーグの一つであるイタリア・セリエAのチームでプレーし、2018年4月、大学卒業と同時にプロ宣言。今シーズンは同じくセリエAのシエナに所属。
instagram:yuki_ishikawa_official
取材・文/石飛カノ 撮影/角戸菜摘