せっかく走るのならレースに出場したい。そしてフルマラソンを完走してみたい。そんなランナーが選ぶべきは、長時間・長距離に及ぶランニングに適した機能を有するシューズ。自分の足にフィットしていることは大前提として、クッション性と安定性の高いモデルを選びたい。
4〜6時間をかけてフルマラソンの完走を目指すランナーは、上級者と比べれば当然脚力が不足している。それを補い、脚への負担、ダメージを抑えてくれるものが望ましい。軽さはそれほど重要視しなくてもいいだろう。
シューズ選びのポイント
- レースに出場し完走を目指せる高機能シューズ
- LSDトレーニングにも最適
目次
1. adidas|SolarBOOST
初マラソンに挑戦するランナーに向けて誕生
アッパーサイドに「テーラードファイバープレースメント」という特殊構造のケージを採用。サポート性を高めながら、足を柔らかく包み込むようなフィット感を実現。ミッドソールには、クッション性と反発性を両立した「BOOSTフォーム」を搭載している。
2. New Balance|NB HANZO U
多くのランナーをフル完走に導いた信頼性の高さが魅力
名作《1040》が、今季より《NB HANZO U》にモデル名を変更。日本人向けの長距離マラソンシューズとして開発されたモデルで、フルマラソンはもちろん、ウルトラマラソンにも対応。クッション性、安定性が高く、ビギナーが安心して足を任せることができる。
3. ASICS|GEL-KAYANO 25
クッション性と安定性を高次元で両立した名作
反発性の高い「FLYTEFOAM Propel」と、軽量性・耐久性に優れた「FLYTEFOAM Lyte」の2層構造のミッドソールを採用。従来モデルよりも滑らかで跳ねるようなライド感に。アッパーの2層のジャカードメッシュが心地よく足にフィットする。
4. BROOKS|GLYCERIN 16
アメリカでも人気のハイクッションモデル
クッション性の高さと走りやすさに定評のある《グリセリン》が、ミッドソールを一新。軽量で、ハイクッションの新素材「DNA LOFT」を全面に配置することで、より足運びが滑らかなものに。3Dプリントでアッパーサイドをサポートし、着地時の横ブレを抑制。
5. Mizuno|WAVE RIDER 22
優れた安定性でゴールへの長い道のりをサポート
クッション性に優れた素材「ユーフォリック」と、反発性が高い「ユーフォリックX」を組み合わせることで、滑らかな重心移動を実現。前作よりもアウトソールの屈曲溝を増やし、着地から蹴り出しまでがさらにスムーズに。アッパーのフィット感も向上した。
6. NIKE|NIKE AIR ZOOM PEGASUS 35
機能性の高さと完成度に信頼の置けるロングセラー
シリーズ35作目となる超ロングセラーは、モー・ファラーなどのエリートランナーに愛用され、意見を取り入れながら進化した。ソールの踵部分がせり出した形になり、着地時の安定性が向上。エアバッグの形状が見直され、より体重移動がスムーズなものとなった。
7. PUMA|SPEED 600 FUSEFIT
フィット感を自在に調整できるユニークモデル
クッション性の高いEVAフォームと、反発性を備えた「イグナイト フォーム」をミッドソールに採用。滑らかな重心移動をサポートする。シューレースの通し方をカスタマイズすることで、アッパーのフィット感、サポート力を自分好みに調整できる。
8. SAUCONY|RIDE ISO
足とシューズが一体化したようなフィット感が魅力
アメリカでの評価が非常に高い〈サッカニー〉の定番シリーズ《ライド》の最新作。トップソールに軽量性と反発性が高い「EVERUN」を、ミッドソールにクッション性に優れたEVAフォームを採用し、滑らかな重心移動をサポート。走りに安定感がもたらされた。
※製品情報は全て公開当時のものです。