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フルマラソン初挑戦をサポートする8足【2018秋・ランシューズカタログ(2)】

せっかく走るのならレースに出場したい。そしてフルマラソンを完走してみたい。そんなランナーが選ぶべきは、長時間・長距離に及ぶランニングに適した機能を有するシューズ。自分の足にフィットしていることは大前提として、クッション性と安定性の高いモデルを選びたい。

4〜6時間をかけてフルマラソンの完走を目指すランナーは、上級者と比べれば当然脚力が不足している。それを補い、脚への負担、ダメージを抑えてくれるものが望ましい。軽さはそれほど重要視しなくてもいいだろう。

シューズ選びのポイント

  • レースに出場し完走を目指せる高機能シューズ
  • LSDトレーニングにも最適

1. adidas|SolarBOOST

初マラソンに挑戦するランナーに向けて誕生

アッパーサイドに「テーラードファイバープレースメント」という特殊構造のケージを採用。サポート性を高めながら、足を柔らかく包み込むようなフィット感を実現。ミッドソールには、クッション性と反発性を両立した「BOOSTフォーム」を搭載している。

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20181018_0591
shoes data
メンズ:22.0〜33.0cm。価格:17,000円。
問い合わせ/アディダスグループお客様窓口 (TEL)0570-033-033

201818_0592.Q
shoes data
ウィメンズ:22.0〜29.0cm。価格:17,000円。
問い合わせ/アディダスグループお客様窓口 (TEL)0570-033-033

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グリップ力に優れるコンチネンタルラバーの「ストレッチウェブアウトソール」を採用。「Torsionシステム」が安定性を高める。

2. New Balance|NB HANZO U

多くのランナーをフル完走に導いた信頼性の高さが魅力

名作《1040》が、今季より《NB HANZO U》にモデル名を変更。日本人向けの長距離マラソンシューズとして開発されたモデルで、フルマラソンはもちろん、ウルトラマラソンにも対応。クッション性、安定性が高く、ビギナーが安心して足を任せることができる。

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20181018_0518
shoes data
メンズ:25.0〜29.0cm(D/2E/4E)、30.0cm(4E)。価格:13,500円。
問い合わせ/ニューバランス ジャパン (TEL)0120-850-997

201818_0521.Q
shoes data
ウィメンズ:22.0〜25.5cm(D/2E)。価格:13,500円。
問い合わせ/ニューバランス ジャパン (TEL)0120-850-997

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シームレスでストレッチ性の高いアッパーが、抜群のフィット感を実現。通気穴が大きなメッシュになり、さらに通気性が向上している。

3. ASICS|GEL-KAYANO 25

クッション性と安定性を高次元で両立した名作

反発性の高い「FLYTEFOAM Propel」と、軽量性・耐久性に優れた「FLYTEFOAM Lyte」の2層構造のミッドソールを採用。従来モデルよりも滑らかで跳ねるようなライド感に。アッパーの2層のジャカードメッシュが心地よく足にフィットする。

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20181018_0556
shoes data
メンズ:25.5〜29.0、30.0・31.0、32.0cm。(D/2E/4E)、30.0cm(4E)。価格:16,000円。
問い合わせ/アシックスジャパン(TEL)0120・068-806

201818_0557.Q
shoes data
ウィメンズ:22.5〜26.0cm。価格:16,000円。
問い合わせ/アシックスジャパン(TEL)0120・068-806

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シューズのねじれを抑制するサポートパーツを搭載。クッション性と安定性を高いレベルで両立しているのが《ゲルカヤノ》の魅力だ。

4. BROOKS|GLYCERIN 16

アメリカでも人気のハイクッションモデル

クッション性の高さと走りやすさに定評のある《グリセリン》が、ミッドソールを一新。軽量で、ハイクッションの新素材「DNA LOFT」を全面に配置することで、より足運びが滑らかなものに。3Dプリントでアッパーサイドをサポートし、着地時の横ブレを抑制。

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20181018_0568
shoes data
メンズ:25.0〜29.0cm。価格:15,500円。
問い合わせ/ブルックス(TEL)0800-800-2380

201818_0570.Q
shoes data
ウィメンズ:22.0〜26.0cm。価格:15,500円。
問い合わせ/ブルックス(TEL)0800-800-2380

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ミッドソールの内側と外側で凹凸を変更。外側は凹でクッション性を重視、内側は凸で足の倒れ込みを支える仕様となっている。

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ミッドソールの内側と外側で凹凸を変更。外側は凹でクッション性を重視、内側は凸で足の倒れ込みを支える仕様となっている。

5. Mizuno|WAVE RIDER 22

優れた安定性でゴールへの長い道のりをサポート

クッション性に優れた素材「ユーフォリック」と、反発性が高い「ユーフォリックX」を組み合わせることで、滑らかな重心移動を実現。前作よりもアウトソールの屈曲溝を増やし、着地から蹴り出しまでがさらにスムーズに。アッパーのフィット感も向上した。

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20181018_0534
shoes data
メンズ:24.5〜29.0、30.0cm。価格:12,900円。
問い合わせ/ブルックス(TEL)0800-800-2380

201818_0536.Q
shoes data
ウィメンズ:22.0〜26.0cm※サイズはカラーによって異なる。価格:12,900円。
問い合わせ/ミズノ(TEL)0120-320-799

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ミズノ独自の波形プレート「ミズノウエーブ」が、着地時の衝撃を緩衝しながら、横方向へのブレを抑制。安定性の高いシューズだ。

6. NIKE|NIKE AIR ZOOM PEGASUS 35

機能性の高さと完成度に信頼の置けるロングセラー

シリーズ35作目となる超ロングセラーは、モー・ファラーなどのエリートランナーに愛用され、意見を取り入れながら進化した。ソールの踵部分がせり出した形になり、着地時の安定性が向上。エアバッグの形状が見直され、より体重移動がスムーズなものとなった。

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20181018_0546
shoes data
メンズ:24.5〜30.0cm。価格:12,000円。
問い合わせ/ナイキ カスタマーサービス(TEL)0120-645-377

201818_0547.Q
shoes data
ウィメンズ:22.5〜26.0cm。価格:12,000円。
問い合わせ/ナイキ カスタマーサービス(TEL)0120-645-377

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ミッドソールは「クシュロンフォーム」と「ナイキ ズームエア」の組み合わせ。女性用はよりソフトなフォームを使用。

7. PUMA|SPEED 600 FUSEFIT

フィット感を自在に調整できるユニークモデル

クッション性の高いEVAフォームと、反発性を備えた「イグナイト フォーム」をミッドソールに採用。滑らかな重心移動をサポートする。シューレースの通し方をカスタマイズすることで、アッパーのフィット感、サポート力を自分好みに調整できる。

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20181018_0527
shoes data
メンズ:25.0〜29.0、30.0cm。価格:12,500円。
問い合わせ/プーマ(TEL)0120-125-150

201818_0528.Q
shoes data
ウィメンズ:22.5〜26.0cm。価格:12,500円。
問い合わせ/プーマ(TEL)0120-125-150

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シューレースを通せるポイントは、アッパーサイドの内側、外側、ミッドソール近くにまで広がる。自分好みのフィットを見つけよう。

8. SAUCONY|RIDE ISO

足とシューズが一体化したようなフィット感が魅力

アメリカでの評価が非常に高い〈サッカニー〉の定番シリーズ《ライド》の最新作。トップソールに軽量性と反発性が高い「EVERUN」を、ミッドソールにクッション性に優れたEVAフォームを採用し、滑らかな重心移動をサポート。走りに安定感がもたらされた。

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20181018_0576
shoes data
メンズ:25.0〜29.0cm。価格:10,000円。
問い合わせ/サッカニー ジャパン(TEL)03-3476-5674

201818_0581.Q
shoes data
ウィメンズ:22.5〜25.0cm。価格:10,000円。
問い合わせ/サッカニー ジャパン(TEL)03-3476-5674

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柔軟性の高いインナースリーブと、シューホール部で構成されている「ISOFIT」。ランニング時に足とシューズの一体感を味わえる。

※製品情報は全て公開当時のものです。

取材・文/神津文人 撮影/小川朋央

(初出『Tarzan』No.751・2018年10月11日発売)

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