筋トレと密接な「アミノ酸」の5W1H|トレーニングを後押しするサプリ名鑑

食事制限をしながらトレーニングに励むと、通常食で栄養を補充しきれないこともある。サプリで守りを固めよう。あなたのトレーニングを後押ししてくれるサプリをずらっと紹介するサプリ名鑑。今回は「アミノ酸」。

取材・文/廣松正浩 撮影/角戸菜摘 イラストレーション/加納徳博 取材協力/杉浦克己(立教大学コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科教授、学術博士)

(初出『Tarzan』No.745・2018年7月12日発売)

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What?|アミノ酸って何?

プロテインを構成するのは20種類のアミノ酸。これは摂取後30分〜2時間程度をかけ、小腸でアミノ酸2~3分子が結合したペプチドにまで分解され吸収されるが、初めから分解されている製品のアミノ酸は飲んですぐ吸収される。よって、筋トレ直後はまずアミノ酸を、30分以内にプロテインを飲むのがお勧め。

同時に摂るとプロテインが邪魔をし、アミノ酸の吸収速度が遅くなることも。もちろん、それを解消した製品もある。

「筋肉に蓄えられているBCAA(分岐鎖アミノ酸)はエネルギーとしても使われますから、トレーニングの前や途中で補うと、筋組織を壊してエネルギー化することを抑える方向に働きます」

アルギニンとグルタミンも筋肉づくりには重要な役者だ。

Why?|なぜアミノ酸が必要?

「アミノ酸のうち必須アミノ酸(EAA)は体内で合成できないので、総合的に配合されたお勧めパックのような製品もいいでしょう」。BCAAのうちロイシンはタンパク質の合成を促す信号にもなるので、ぜひ!

How?|どれくらい摂ればいい?

「欧米人に比べ、動物性タンパク質の摂取が少ない日本人は、体重1㎏当たり2gぐらいまで摂っても問題ありません」。ただし、1回の補給で代謝できる量には上限がある。「50g以上は厳しいといわれています」。

When?|いつ摂るべき?

上で説明したように、一刻も早い筋肉の回復を目指すなら、筋トレ直後は外せない。「グルタミンは免疫力の向上にもいいので、合宿などカラダを追い込むような時期にも携行するといいでしょう」。

Where?|どこで摂る?

ドリンクタイプならジムなどの自販機で購入できるはず。タブレットは、必要量を小分けにして携行するのに便利だ。食間が長く空く職場なら、机の引き出しに忍ばせて、異化を防ぐ補食としても使える。

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アミノバリューパウダー8000(大塚製薬)

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1袋にBCAAがなんと8,000㎎! 日本初のBCAAを関与成分とする機能性表示食品。BCAAは運動まえや運動中に飲むことで運動によるカラダの疲労感や筋肉痛を和らげることが報告されている。

アミノバイタル® GOLD 30本入箱(味の素)

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BCAAを中心に9種類の必須アミノ酸4,000㎎を1本のスティックに凝縮した。ロイシン高配合でリカバリーに特化し、トップレベルの競技者が摂るにも十分な最上位モデル。カラダ全体のコンディショニングに。水などとともに1日1~3本。BCAAを中心に9種類の必須アミノ酸4,000㎎を1本のスティックに凝縮した。ロイシン高配合でリカバリーに特化し、トップレベルの競技者が摂るにも十分な最上位モデル。カラダ全体のコンディショニングに。水などとともに1日1~3本。

グルタミンZMAプラス(健康体力研究所)

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季節の変わり目に低下しがちな免疫力の下支えを意図し、1回7gでグルタミンを5,000㎎摂取できる。アスリートに必要量の高まる亜鉛、マグネシウム、ビタミンB6もプラスしてある。パフォーマンスを落とさないための独自フォーミュラだ。00㎎摂取できる。アスリートに必要量の高まる亜鉛、マグネシウム、ビタミンB6もプラスしてある。パフォーマンスを落とさないための独自フォーミュラだ。

ゴールドジム アミノ12パウダー(THINKフィットネス)

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医療用輸液のアミノ酸バランスを参考に、体内で合成できない必須アミノ酸を8種類配合してある。また、アスリートとしての成長を視野に必須アミノ酸以外にもアルギニン、オルニチン、グルタミン、グリシンを加えてある。飲みやすいオレンジ風味。

HALEO アミノスパイク(ボディプラスインターナショナル)

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原材料はタンパク質含有率90%以上のホエイ。カラダ作りの主役であるEAAやBCAAをはじめ、カラダを構成するアミノ酸20種類をすべて配合。筋力強化にもコンディショニングにも。原材料はタンパク質含有率90%以上のホエイ。カラダ作りの主役であるEAAやBCAAをはじめ、カラダを構成するアミノ酸20種類をすべて配合。筋力強化にもコンディショニングにも。

ビーレジェンドHMB(Real Style)

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ロイシンから約5%しかできない代謝産物が目下、大人気のHMB。ロイシンと同じく筋合成に働きかけ、細胞膜の安定に貢献して筋肉の分解を抑えるとする報告がある。本来、独特の苦みがあるがおいしく飲みやすいオレンジ風味に仕上がり、続けやすい。

DNS BCAAアルギニンプラス(ドーム)

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ジムやグラウンドなど運動の現場に携行しやすい個包装タイプ。運動エネルギーにも使われるBCAAが1袋で3,000㎎、筋肥大に関わるとされるアルギニンも1,000㎎摂取できる。追い込みすぎて筋肉をロスしないような構成を狙っている。ジムやグラウンドなど運動の現場に携行しやすい個包装タイプ。運動エネルギーにも使われるBCAAが1袋で3,000㎎、筋肥大に関わるとされるアルギニンも1,000㎎摂取できる。追い込みすぎて筋肉をロスしないような構成を狙っている。

※商品情報は、記事初出時のものです。