強いカラダをしっかり作らなくてはならない
近年、日本のラグビーはどんどん進化している。外国人選手に対抗するために、機動力とスタミナに重点を置いた結果だ。タックルに入る、倒したら素早く立ち、次の展開へと繫げる。選手は動きまくって、パワーで押す外国人を翻弄する。
〈コベルコ神戸スティーラーズ〉の前川鐘平も、そんな激しい闘いを続けている。ポジションはフランカー。スクラムの3列目の両翼を担う。
「フランカーはコンタクトプレイが多い。ボールをどれだけ奪えるか、ボールキャリー(ボールを持って前進すること)できるかがポイントになります。そのため日々、強いカラダをしっかり作らなくてはならないし、そのためにコンディションを整えることが重要になるんです」
30歳になったときから、意識が変わった
練習は時期によって異なる。オフシーズンであれば、体力強化がメインとなるし、シーズンに入ってしまえば、フォーメーションなどの確認と疲労の回復が主となる。取材したのはシーズン前で、午前9時から1時間半ほどの練習が組まれていた。
「練習が終わったら30分ほど休憩をしながらの補食。まず、バナナなどの炭水化物ですね。それに、グリコのサプリメント《パワープロダクション》シリーズがクラブハウスに常備してあるので、それを摂ります。
タンパク質の補給や、エネルギー補給が主な目的。チームのほとんどの選手が習慣にしていて、個々のコンディションを整えている感じです。良質なサプリメントを気軽に利用できることはとてもうれしいですね」
そして、ウェイトトレーニングに移行する。前川はトレーナーに“今日はこれぐらいでやめろ”と注意されるほど筋トレが好きらしい。
「1時間30分ぐらいやりますね。スクワットなど一般的なトレーニングもしますが、台の上に跳び上がるジャンプ系や、メディシンボールを投げるパワー系も行います」
ここからはリカバリの時間だ。氷を浮かべたアイスバスと湯の交代浴である。コンタクトプレイで傷ついた筋肉の炎症を抑え、血流を促進させて、溜まった老廃物を洗い流す。
「終わったら食事です。クラブでは栄養士さんが考えたメニューが提供されます。野菜、タンパク質、炭水化物をバランスよく組み合わせてくれている。カロリー計算もしてくれていますから、量は普通の人と変わらないですね」
前川は会社員でもある。練習が終われば業務へと向かう。仕事の後は家で妻の手作りの夕食を食べる。タンパク質は多め、寝ている間に脂肪に変わりやすい炭水化物は少なめだ。
社会人になってから、前川はこんな生活を続けてきた。そして、30歳になったときから、意識が変わった。
「ケガ防止やカラダをしっかり回復させるために、睡眠を重要視するようになってきました」
「戦略的リカバリ」の考え方
意識の変化があったころから取り組み始めたのが、休息、運動、栄養のサイクルを高めてパフォーマンスアップを狙う「戦略的リカバリ」の考え方だ。トレーニングの内容や、日常の食事を気にかけながら、寝る前にサプリメントを意識して摂ることもある。
その一つがパワープロダクションの《エキストラアミノアシッド テアニン》だ。配合されたL-テアニンには睡眠の質を向上(起床時の疲労感や眠気を軽減)する機能が報告されている。前川のカラダに休息、運動、栄養のサイクルによる「戦略的リカバリ」がピッタリはまったのだ。
「しっかり食事を摂って、早く睡眠時間を確保したい。《エキストラアミノアシッド テアニン》は、練習がハードだった日の眠る前に飲みます。翌日の練習にも元気に参加できる気がするんです」
今、前川は34歳である。選手としては決して若いとは言えない年齢になってきた。この先、どのような道を歩もうと考えているのだろう。
「若いときは痛みや、疲労を感じたことがなかったんです。でも、歳を重ねるごとに、とくに筋肉の痛みが気になるようになってきた。この先は、もっと厳しくなる。少しでも長く現役を続けるためにも、歯止めをかけたい。
そのためには休養と睡眠がとても重要だと思っています。“戦略的リカバリ”を続けて、チームの勝利を目指していきたいです」
前川選手の練習&疲労回復ルーティーン
ハードトレーニングのパートナーに《エキストラアミノアシッドテアニン》
L-テアニンを配合。睡眠の質を上げたい(起床時の疲労感や眠気を軽減)人に。またアミノ酸をはじめ、ビタミンB6、亜鉛なども配合。