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【棚橋弘至・連載】第18回:細かいほどモチベが上がる! 鍛える「目的意識」の重要性

【棚橋弘至・連載】第18回:細かいほどモチベが上がる! 鍛える「目的意識」の重要性

©️新日本プロレス

新日本プロレス「100年に一人の逸材」棚橋弘至が綴る、大胸筋のように厚く、起立筋の溝のように深い筋肉コラム。第18回のテーマは「目的意識の重要性」について。

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成果を得るために不可欠な「目的意識」

トレーニングを長く続けていると、毎日、新日本プロレスの道場やジムに行くことがルーティンになってきます。プロレスラーなので、カラダを鍛えることが仕事ではありますが、そこにはしっかり目的を持つよう意識しています。

試合の日程や、季節、体調といった、状況の変化によって、トレーニング内容も変化する必要があるからです。…と言っても、明確にオンとオフのシーズンが無いのがプロレスという競技。

年間約150試合を常に良いコンディションで出場できれば、それが理想です。しかし、意志の強弱、テンションの浮き沈みがあるのが人間というもの。疲れはしませんが(笑)、多分に漏れず「今日くらいはいいか?」と、突然チートデイを発動することもままあります(汗)。

話を戻します。今回のテーマは「目的意識の重要性」です。これは、僕自身にも言えることですが、トレーニングで最大限の成果を得たいのなら、目的はより細かく具体的な方が良いということなのです。

ちょっと何言ってるかわかんない。…という方のために説明していきましょう。

第一段階|「何のため」に鍛えるか

ジムに行く目的は、皆さんありますよね。カラダを大きくしたい。痩せたい。体力をつけたい。美味しいごはんを食べたいetc。まず、ここを意識することによって、ジムでのトレーニング内容が変わってきます

大きくしたいのであれば、高重量を扱う。痩せたいのであれば、ワークアウト前後に有酸素運動を入れるなど。そうすることによって、トレーニングの成果をより引き出すことが可能となります。

第二段階|「何のため」に食べるのか

ジムでのトレーニングの効果を得るには、食事面も気をつけるのが正解です。僕の意識では「トレーニング50%食事50%」くらいです。せっかくジムでキツイ練習をしたのであれば、理想のカラダに近づきたいわけです。

しかし、食事面が乱れていると、ジムでのトレーニングが無駄になってしまうと言っても過言ではないのです。大きくしたいのであれば、タンパク質+炭水化物+脂質。絞りたいのであれば、タンパク質+炭水化物

もしくは、タンパク質+脂質のケトジェニックダイエットなんかも有名です。僕はやったことがないですが…。

第三段階|「ウェイトの重量」を指標に進度を把握

トレーニングノートにメモしておくことも大事です。扱う重量の重さが、筋肉量に比例しているところもあるので、基本的に扱うウエイトの重量が重ければ重いほど、筋肉は大きいと言えます。

上級者の方だと効かせ方が上手なので、一概にはそう言えない部分もありますが、ベンチプレス、デッドリフト、スクワットの3種目くらいは自分のMAXを把握しておくことで、自分の筋力の伸びを感じることができるはずです。

第四段階|筋肉のディティールを意識する

より具体的なイメージを描く。どういう事かと言うと、例えば、胸のトレーニング。大胸筋をどう変化させたいのかで、メニューが変わります。

厚みをつけたいのか? 広がりが欲しいのか? 大胸筋上部を狙うのか? 大胸筋下部やアウトラインを出したいのか?

そういった、目的意識を持ってジムに行くことによって、ただなんとなくジムに行く場合とでは、結果的に大きな違いが生まれてくるように思います。

なりたいカラダを見て、モチベを育てる

繰り返しになりますが、キツイ練習をしたのであれば、最大限の効果を引き出したいじゃないですか? カラダに変化が出れば、嬉しくなり、モチベーションも上がり、さらに頑張れる、というよい循環も生まれます。

トレーニング本では、基本的な知識は得られますが、より具体的なやり方は、やはりYouTubeのトレーニング動画などがオススメです。

あと、なりたいカラダを持っている人を見ることも大事です。僕は若手の頃、部屋にボディビルダーのポスターをたくさん貼っていました。余談ですが、寮生活のときは3人部屋で、ドアを開けて手前が真壁さん、真ん中が僕、奥が柴田さんでした。

真壁さんの壁にはグラビアアイドルが。僕の壁にはボディビルダーが。柴田さんの枕側の壁には、ブルースリーのポスターが貼ってありましたね。真壁さんが留守の間に、グラビアのポスターを剥がし、ビルダーのポスターを増やして侵食していったのは、よい思い出です(笑)。

そのせいで、2000年前後に活躍していたプロボディビルダーのドリアンイエーツやショーンレイ、ケビンレブローニ、ナッサーエルサンバディの名前を真壁さんが覚えてしまったほどです。

そうして、20年が経って、真壁さんはテレビでの仕事も増え、柴田さんはブルースリーのイメージもあり(僕の中で)、そして、棚橋は…太ってしまった(泣)。僕だけ成果が出てないじゃないか!

いや、成果を出すのはこれからだということかもしれない(前向き)。というわけで、今日もジムへ行ってきます。ちなみに、今日は胸の日。厚み、広がりを意識して、デッカくなってきます。

オフィシャルブログ『棚橋弘至のHIGH-FLY』「ウレシイ明日」より

棚橋弘至

たなはし・ひろし/1976年生まれ。新日本プロレス所属。立命館大学法学部卒業後、1999年デビュー。低迷期にあった同団体をV字回復に導き、昨今のプロレスブームをリング内外の活動で支える。

本連載『モテ筋肉でいいじゃないか』は毎月・第2金曜日に公開予定。次回は、2022年10月14日に公開予定です。

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