あの名店の筋肉レシピ:タコとブロッコリーのマリネ
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈ルディック〉の大塚勝也さんに教えてもらった「タコとブロッコリーのマリネ」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.836・2022年6月23日発売
大塚勝也さん
教えてくれた人
〈ルディック〉オーナーシェフ。パリやコルシカ島の星付きフレンチで経験を積む。帰国後、青山〈ロアラブッシュ〉などの名店を経て、2016年に独立。カウンターで供される正統派フレンチが好評。
5年前から週1でサーフィンを楽しむ〈ルディック〉の大塚勝也さん。ご褒美になりそうな南仏プロヴァンス風のレシピを教えてくれた。
タコとブロッコリーのマリネはニンニクとレモンが絶妙に効いた一品で、「一晩置くと味がなじみます。ブロッコリーは茎もおいしいので、房と一緒に使ってください」。
タコとブロッコリーのマリネ
材料:4人分
- 茹でダコ(一口大に切る)…300g
- ブロッコリー… 1株
- 玉ネギ… 1/2個
- レモン(皮も食べられるもの)… 1/2個
- コルニッション(小キュウリの酢漬け瓶入り)… 30g
- ニンニク…小1片
- EXVオリーブオイル… 1/2カップ
- パプリカパウダー…少々
- 塩…小さじ1
作り方
- ブロッコリーの房は一口大に切る。茎は皮を剝き食べやすい大きさに切る。塩少々(分量外)を入れた熱湯で茹でたら氷水に落とす。
- ニンニク、コルニッションはみじん切りにする。玉ネギはみじん切りにして水にしばらくさらしたら、ザルに上げて水気を切る。レモンは皮ごといちょう切りにする。
- タコ、1、2、オリーブオイル、パプリカパウダー、塩をすべて合わせ、保存容器などに入れて一晩寝かせて味をなじませる。
*冷蔵で3日ほど保存可。
ポイント
栄養ポイントはココ!
タコはアミノ酸の一種、栄養ドリンクにも使われるタウリンが豊富。肝機能を高めたり、コレステロール低下などの効果も期待されます。筋トレ民御用達ブロッコリーは房より茎のほうが食物繊維が多いので、栄養的にも◎。by管理栄養士 河村玲子さん