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記憶力も「反復と継続」で鍛えられる! メモリースポーツの世界

トランプ 記憶力トレ メモリースポーツ

青木健さん 世界記憶力グランドマスター

青木 健 さん

教えてくれた人

元日本チャンピオン、世界記憶力グランドマスター。主宰するBSAでは「ストーリー法」など効率的な記憶方法が学べる。月額17,600円ほか。
WEBサイト

トランプでできる記憶力トレ

トランプ52枚を順番通りに記憶する「トランプ記憶」や「1417 老婦人がジムに通う」といった意味のない架空年号、2進法で表記された数列を速く、正確に記憶するなどの種目で競う“メモリースポーツ”。

メモリースポーツとは?

ランダムな数字や単語、顔と名前を一致させるなど最大10種目で競う。現在日本の競技人口は1000人ほど。大会も頻繁に開催。※現在はオンラインで開催。

日本メモリースポーツ協会会長の青木健さんは「世界大会も毎年開催され、それに向け日々、負荷をかけ鍛え上げることで頭の地力がつく点でスポーツ。60代でトレーニングしている人が、20代の人も上げられない重さのベンチプレスを上げるように質の高いトレーニングの反復と継続によって記憶力は確実につきます」と話す。

市販のトランプで気軽に始められるトランプ記憶。

市販のトランプで気軽に始められるトランプ記憶。トップ選手は24秒ほどで覚える。他にもランダムに並べた21桁の数字は10秒で記憶するとか。

青木さんが主宰する東京・三鷹にある脳のスポーツクラブ〈ブレインスポーツアカデミー(BSA)〉は世界100位以内にランクされる10人のメモリーアスリートが在籍し、メモリースポーツに特化したコースを設ける唯一のアカデミー。

60歳から始め67歳の時にマスターズの部で世界チャンピオンになった人もいるとか。老若男女が切磋琢磨するこの名門で、記憶力を鍛え上げてみては?

取材・文/本田賢一朗 撮影/安田光優

初出『Tarzan』No.829・2022年3月10日発売

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