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雑誌文化を牽引したアートディレクター、堀内誠一氏の全国巡回展『堀内誠一 絵の世界』

ぐるんぱのようちえん

雑誌『ターザン』を出版している小社、マガジンハウス 。そのマガジンハウスを支え、雑誌作りにおけるエディトリアルデザインの先駆者であったアートディレクター・堀内誠一氏の全国巡回展『堀内誠一 絵の世界』が、2022年1月4日(火)〜24日(月)、京都「大丸ミュージアム」からスタートする。

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『ターザン』とマガジンハウスと堀内誠一氏

雑誌『ターザン』の創刊第1号が発売されたのは1986年。マガジンハウスの『POPEYE』、『BRUTUS』を創刊し、両誌の初代編集長を務めた石川次郎氏によって発行された。

『ターザン』創刊当時から現在に至るまでのキャッチコピーは(ご存知ないかもしれないが…)「快適なんてカンタンだ!」。既にあった『POPEYE』や『BRUTUS』とは違った切り口、「フィットネス」を中心に扱った男性読者向けのライフスタイル誌としてスタートしている。今から、36年前のことだ。

コンセプトが異なるとはいえ、雑誌作りのノウハウや、誌面デザインや企画の考え方など、通底する部分はある。言ってみれば『POPEYE』や『BRUTUS』は(創刊年で見ると)『ターザン』の“お兄さん”である(と思っている)。

で、そんなマガジンハウスの雑誌作りの“お父さん”の一人が、堀内誠一氏である。堀内氏は、若い頃よりデザイナー、アートディレクターとしてエディトリアルデザインの現場で活躍。マガジンハウスの刊行物では、『anan』や『BRUTUS』、『Olive』の雑誌ロゴや、誌面デザインなどを展開した。

堀内誠一さん

堀内誠一氏

1932年、東京生まれ。デザイナー、アートディレクター、絵本作家。雑誌作りにおけるエディトリアルデザインの先駆者であり、雑誌『anan』創刊時には、ロゴ、表紙、ページネーションなどを手がける。1987年逝去。享年54歳。

堀内氏の生誕90年に展覧会を開催

雑誌デザインの現場で活躍する一方で、1958年に初めての絵本『くろうまブランキー』を世に出す。その後も『ぐるんぱのようちえん』や『たろうのおでかけ』、『こすずめのぼうけん』など数多くの人気絵本を生み出した、絵本作家としての一面もある。

いや、堀内氏自身が「絵本作家の道こそ運命が決めた本命」と語ったように、絵本を描くことこそが最も大切にしていた創作活動だったようだ。そして2022年、堀内氏の生誕90年を記念して、画業全般を回顧する展覧会『堀内誠一 絵の世界』がスタートする。

「ぐるんぱのようちえん」1965年 ©Seiichi Horiuchi

「ぐるんぱのようちえん」1965年 ©Seiichi Horiuchi

「こすずめのぼうけん」1976年 ©Seiichi Horiuchi

「こすずめのぼうけん」1976年 ©Seiichi Horiuchi

「ロボット・カミイ」1970年 ©Seiichi Horiuchi

「ロボット・カミイ」1970年 ©Seiichi Horiuchi

「たろうのおでかけ」1963年 ©Seiichi Horiuchi

「たろうのおでかけ」1963年 ©Seiichi Horiuchi

戦後、激動する社会の中で「絵」というヴィジュアルが持つ力を、広告やデザイン、イラストなどさまざまな分野で発揮させた堀内氏。その作品世界を見つめれば、20世紀という時代において、絵本や雑誌といったカルチャーがいかに変遷し、発展を遂げてきたかも浮き彫りになるはずだ。

本展覧会では、初公開となる10代のときに描いた油絵作品などを出発点に、絵本の原画、デザインにおける作画、雑誌のためのカットなど、約150点の作品・資料から「描くこと」をひもといていく。

ときに愛らしく、ときに鋭くアバンギャルドな堀内誠一氏の絵の世界を楽しんで欲しい。

INFORMATION

堀内誠一 絵の世界

会期:2021年1月4日(火)〜1月24日(月)※会期中無休

開催会場:大丸ミュージアム京都(大丸京都店6階)

住所:京都府京都市下京区立売西町79番地

入場時間:午前10時〜午後7時30分まで(午後8時閉場)

 

詳しくはこちら

https://dmdepart.jp/museum/kyoto/horiuchiseiichi/

 

今後の巡回予定

クレマチスの丘 ビュフェ美術館:2022年3月19日(土)〜7月25日(月) 

県立神奈川近代文学館:2022年4年7月30日(土)〜9月25日(日)

ひろしま美術館:2023年7月1日(土)〜8月20日(日)

群馬県:2023年秋頃

岩手県:2024年春頃

文/編集部

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