【今回の筋肉】北嶋佳奈さん
身長160.0cm、体重47.4kg、体脂肪率17.2％、骨格筋量21.1kg。1994年生まれ。2011年頃から管理栄養士として活動。料理本の出版をはじめ、レシピ監修やメディア、イベントの出演など、多方面で活動。2021年『ベストボディ・ジャパン』に初めて出場し、優勝。1児のママ。
もともと運動嫌いでしたが、2020年の春に運動不足を案じて筋トレを開始。職業柄、20代後半から体重を維持できていたため運動の重要性をあまり感じてませんでした。でも何とはなしに自分のカラダをスマホで撮ると想像以上にお尻がたるんでいたので、本気で鍛えることに！
まずはお尻トレやダンスエクササイズの動画を探しては実践。昔、ジムやホットヨガに行ったこともありましたが、すぐに飽きてやめてしまう典型的な三日坊主なので、最初はやりすぎないように気をつけました。
体型が変わるにつれて楽しくなり、動画では解決できない課題も出てきたので秋にパーソナルジムに入会。
またSNSでフォローしていた筋トレ女子たちの投稿からボディコンテストの存在を知り、私も挑戦することにしました。ジムの自主トレや家トレにも励んだので、優勝できた時はとっても嬉しかったです。
北嶋佳奈さんの臀筋群
キュッと引き上がったヒップ。「お気に入りの種目は四つん這いになり片脚ずつ真後ろに蹴り上げるキックバックです」。
北嶋佳奈さんの腹直筋
ヘルシーなタテ線は筋トレ女子の憧れ。「腹直筋だけでなくドローインやプランクなどの体幹トレも大事だと思います」。
北嶋佳奈さんの三角筋
ノースリーブのトップスが映えそうなシャープな肩のライン。「背筋トレを行うなかで三角筋も徐々についてきました」。
食事調整だけで体型は維持できない
鍛え始めてから食事内容も多少変えました。以前はそこまでPFCバランスを気にしていませんでしたが、タンパク質を1日に体重（kg）×1.5〜2（g）摂取。また体脂肪を減らすべくタンパク源も見直しました。
脂質の高い豚バラやウィンナーはめったに食べなくなり、代わりに食べる頻度が増えたのは鶏胸と卵。鶏胸は皮を剝ぎ、塩麴や砂糖で味付けをして低温調理した鶏ハムが定番です。
細かくほぐした自家製のサラダチキンも冷凍庫に常備しています。卵はフライパンの上で割り、箸でかき混ぜてまとめる「ワイルドオムレツ」が私の鉄板メニューです！
かつて、カラダは食事によってだいたいコントロールできると考えていました。でも今は食事調整で体重は維持できたとしても、体型は維持できないと断言できる（笑）。好きなカラダを手に入れたいなら、筋トレはやっぱりマストですね！
