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タンパク質と、何が同じで、どう違う?ジェーン・スーと〈味の素(株)〉社員が語るアミノ酸のこと。
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競技が変われば、必要な栄養素も量も変わる。プロアスリートのパートナーとして、どんなルールを設け、どんな工夫を凝らしているのか。バスケットボール選手・五十嵐圭選手の食をサポートする本田朋子さんにその一端を見せていただいた。
2021年からBリーグ群馬に移籍した五十嵐圭選手。彼を支えるのがフリーアナウンサーの本田朋子さんだ。
「夫のプレーはゴール下に切り込んで大柄な選手とぶつかる機会も多い。当たり負けしないよう、筋力と柔軟性を備えたケガしないカラダを作る必要があるんです。
結婚した際、どんな食のサポートができるか考えたときに専門知識を学ぶ必要性を感じ、アスリートフードマイスターの資格を取得しました。彼はDNA検査で鉄分が不足気味なことがわかったので、そのあたりも毎日の献立作りで意識している点ですね」(本田さん)
試合や練習前はたくさん食べられない五十嵐選手のため、本田さんは夕食で多くの品目を作る。基本は試合に向けてエネルギーを徐々に蓄え、疲れが溜まる週の半ばは疲労回復メニュー。土日が試合なので、金、土は牛肉で鉄分をチャージする。
「夫は41歳ですがまだまだ元気。最近は肉類の脂分をカットするなど、少しずつ調理法を変えています」
取材・文/黒田創 撮影/小川朋央 スタイリスト/杉山朱美 ヘア&メイク/かんだゆうこ
初出『Tarzan』No.819・2021年9月22日発売