- 整える
疲労感の原因の一つはサビ!?疲労感に悩むミドル層必見のサプリをターザン読者がお試し
PR
本田朋子さん(ほんだ・ともこ)/1983年生まれ。フジテレビアナウンサーとして数々の人気番組を担当。五十嵐圭選手との結婚を機にフリーとなる。2021年9月に料理本『栄養満点の献立が迷わずに決まる! 本田朋子のweekly献立』(KADOKAWA)を上梓。
競技が変われば、必要な栄養素も量も変わる。プロアスリートのパートナーとして、どんなルールを設け、どんな工夫を凝らしているのか。バスケットボール選手・五十嵐圭選手の食をサポートする本田朋子さんにその一端を見せていただいた。
2021年からBリーグ群馬に移籍した五十嵐圭選手。彼を支えるのがフリーアナウンサーの本田朋子さんだ。
「夫のプレーはゴール下に切り込んで大柄な選手とぶつかる機会も多い。当たり負けしないよう、筋力と柔軟性を備えたケガしないカラダを作る必要があるんです。
結婚した際、どんな食のサポートができるか考えたときに専門知識を学ぶ必要性を感じ、アスリートフードマイスターの資格を取得しました。彼はDNA検査で鉄分が不足気味なことがわかったので、そのあたりも毎日の献立作りで意識している点ですね」(本田さん)
朝食:フルーツとヨーグルト、コーヒー。「低GⅠ食品を摂ると、糖がゆっくりエネルギーに変わります」(本田さん)。
昼食:ツナと野菜のオイルパスタに雑穀米のおにぎり、味噌汁。「練習前は糖質補給。消化がいい麺類が定番」(本田さん)。
夕食:鶏、魚、鶏、豚、牛、牛、豚。これが月~日の主菜ルーティン。写真はヒジキと鶏肉の炊き込みご飯、サラダ、冷や奴、ゴーヤチャンプルー、ブリの照り焼き、根菜の味噌汁。「黒、白、緑、黄、赤。必ず5色の食材を盛り込むことで見た目が良く、栄養バランスもとれた献立になります」(本田さん)。
試合や練習前はたくさん食べられない五十嵐選手のため、本田さんは夕食で多くの品目を作る。基本は試合に向けてエネルギーを徐々に蓄え、疲れが溜まる週の半ばは疲労回復メニュー。土日が試合なので、金、土は牛肉で鉄分をチャージする。
「夫は41歳ですがまだまだ元気。最近は肉類の脂分をカットするなど、少しずつ調理法を変えています」
取材・文/黒田創 撮影/小川朋央 スタイリスト/杉山朱美 ヘア&メイク/かんだゆうこ
初出『Tarzan』No.819・2021年9月22日発売