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〈ナイキ〉のランニングシューズ3足を履き比べ! シューズトライアル体験レポート
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股関節を使う運動はあまたあれど、この3つの股関節トレなら願い通りのカラダが手に入る。ヨガで正しい姿勢を、バレエでしなやかに開脚を、そして太極拳で強い体幹を。自在に動かして、強い股関節の御利益に与かろう。
太極拳の基本姿勢は股関節を緩めて中腰で立つというもの。股関節の可動域とブレない体幹が肝になる。
「ただしこれは健康目的の太極拳ではなく“基本功”や“太極功”という武術の太極拳の話です。股関節を柔らかくし、背骨や腰を主体とする体幹の力を四肢に伝える。全身が一体となって動くということが重要です」と言うのは、医療気功の専門家、鵜沼宏樹さんだ。
「ラバーチューブなどの負荷がかかった状態をイメージしながら鍛錬していくと、リラックスした状態で相手を倒すことができます。これはスポーツのパフォーマンスアップにも必ず役立つはず」
ウォーミングアップとして「弓歩(きゅうほ)」「仆歩(ぼくほ)」を行った後、2種類の“基本功”を行う。といっても頭の中で想像力を駆使して負荷をかけるので、やりすぎは心身の疲労につながる。各10回程度に留めておくこと。
※濃いピンクの矢印が腕の動き、薄いピンクの矢印がイメージ上のラバーチューブの動きです。
取材・文/石飛カノ イラストレーション/竹田嘉文
初出『Tarzan』No.814・2021年7月8日発売