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あなたが“メダリスト”になる!? 世界大会が日本で開催! エントリー済み『ターザン読者』に魅力を聞いた
コロナ禍の影響で1年延期となった『ワールドマスターズゲームズ2021関西』のエントリーが再開した。開催は2022年5月13日〜29日。4年に1度の世界最大級の生涯スポーツの祭典、あなたも参加を検討してみてはいかがだろうか。
取材・文/神津文人 撮影(YOSHIROさん)/北尾渉 写真提供/公益財団法人 ワールドマスターズゲームズ2021 関西組織委員会
ワールドマスターズゲームズ2021関西は2022年5月開催から再延期し、新たな会期について現在、国際マスターズゲームズ協会(IMGA)と協議中です。
記事は公開時点の情報となります。最新の情報はホームページをご確認ください。
世界大会のメダリストになれるかも?
改めて紹介すると『ワールドマスターズゲームズ2021関西』とは、概ね30歳以上であれば誰でも参加ができるスポーツの世界大会。大半はタイムや競技実績などを問われることはなく、参加基準は年齢のみ。
もちろん予選だってない。ほとんどの競技でレベル別、年齢別にエントリーできる。同レベル、同年代で競うのであれば、巡り合わせによっては世界大会のメダリストになれる可能性もないとは言い切れない。
公式競技は35競技59種目実施され、1万5000円の参加料金で最大1人5競技種目までエントリーが可能。5種目エントリーすれば、1種目当たりのエントリー費は3000円ということ。大会延期が決定し、新たな競技日程を発表してから休止していたエントリーが、5月13日(木)に再開。先着順なので、興味を持ったら早速申し込もう!
「日本代表のユニフォームが着られるんですよ!」
『ターザン』が運営するオンラインコミュニティTEAM TarzanのメンバーでもあるYOSHIROさんは、トライアスロンのスプリントとスタンダードの2つにエントリー済み。大会を知ったきっかけはトライアスロン仲間のSNSへの投稿だったそう。
「何人かの仲間がアップしていたのがSNSのタイムラインに流れてきたんです。調べてみたらスプリントとスタンダードが土曜日と日曜日に分かれていて両方に参加できることがわかって。多くの大会でスプリントとスタンダードって同日に行われるので、2日間で両方を楽しめるって結構貴重なことなんです!
オープンウォーターやハーフマラソン、自転車のロードレースも公式競技なので、トライアスロンにプラスしてどれに参加しようかなんていう話も仲間の間では盛り上がりました」
またトライアスロンの場合、日本代表のユニフォームを購入することが参加条件になっていたこともYOSHIROさんにとってはプラスだったそう。
「日本代表のユニフォームを着て競技に参加できるって、一般人にとって滅多にないチャンスですから。それを知ったときにもうこれはエントリーするしかないと思いました。
エントリーしたときはシンガポールに住んでいたのですが、日本の事務局に電話をしてシンガポールからのエントリーでも日本代表のユニフォームは購入できるのか確認したくらい楽しみにしているんです(笑)」
日本開催。つまりホスト国であることも魅力に感じたとのこと。
「トライアスロンの1日目と2日目の間に交流会を予定していると書いてあったんです。世界中からやってくるトライアスロン好きの人たちと話をする機会があるのも楽しみにしていることの1つですね」
最近はアイアンマンレース(スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195km)に重きを置いて、レースで達成感を味わうことを喜びにしているというYOSHIROさん。『ワールドマスターズゲームズ2021関西』での2日間のレースは、お祭り気分を存分に堪能したいという。
「順位を狙うというよりは、トレーニングの一環という感じで楽しみながらゴールできたらと思っています。ただ、代表のユニフォームを着るので、ちょっと張り切ってしまうかもしれないですね(笑)」
「スポーツを通して外国人選手と繋がるのが楽しみ!」
本誌の読者変身企画「脱げるカラダ2019」で優秀賞に輝いたYAYOIさん。2018年にスペインで開催された世界マスターズ陸上に、走幅跳の日本代表として出場している強者である。
マスターズ大会に出場したときにもらったパンフレットで『ワールドマスターズゲームズ2021関西』の開催を知り、すぐにエントリーを決めたそうだ。
「世界マスターズ陸上に参加したときに、一緒に走幅跳に出場した外国の選手たちとコミュニケーションをとれたのがとても楽しかったんです。私は英語を喋れないんですけど、走幅跳の話であれば単語を並べるだけでも通じるし、気持ちも伝わるんですよね。
そのときに知り合った人たちとは、今でもSNSで連絡をとっていますし、スポーツを通して外国の方たちと触れ合うことが、自分の中でとても素晴らしい体験だったんです。なので、日本で世界大会が開催されるのを知ってすぐにエントリーしました」
YAYOIさんがエントリーしているのは走幅跳と、80mハードル。走幅跳はもちろん得意種目だが、ハードルに関してはレース経験がないのはもちろん、普段からトレーニングしているわけでもないという。
「走高跳がメインだった学生時代も、走幅跳中心の現在も、ハードルを使ったトレーニングって結構やっているんです。いま所属している陸上クラブの先生はハードルが専門なんですけど、練習のときにハードリングをよく褒められるので、ちょっとやってみたいなと(笑)。
それからマスターズ大会では40代になると、ハードルの高さとハードル間の距離が中学生と同じになるんです! それならなんとかなるかもと思ったのもエントリーの理由ですね(笑)」
また、『ワールドマスターズゲームズ2021関西』のトラック&フィールドの開催場所はYAYOIさんにとって思い出の地でもある。
「高校2年生のときに走高跳で出場したインターハイが同じ京都の西京極の競技場だったんです。インターハイは全国大会のレベルの高さや、自分の弱さを知ってどちらかといえば悔しい大会だったんですが、今回はとにかく楽しみたいなと思ってます!」
今からでもエントリーできる注目競技はコレだ!
一部、既に募集枠が埋まっている種目もあるものの、エントリー可能な競技はまだまだある。
① 陸上競技 駅伝
男性の部は5km×6区間、女性の部は3km×5区間。男女混合の部は3km×6区間。区間ごとに年齢制限があり、男女混合の部では各3人の男女が走る区間も決められている。ランニング仲間で集まって参加すればかなり盛り上がりそうだし、区間配置が見事に決まればメダル獲得だって夢じゃない? パラリンピック陸上競技ナショナルトレーニングセンター(NTC)競技別強化拠点施設に指定された和歌山県の田辺スポーツパークで開催!
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② トライアスロン
YOSHIROさんがエントリー済みのトライアスロンは、スタンダード(スイム1.5km・バイク40km・ラン10km)とスプリント(スイム0.75km・バイク20km・ラン5km)がある。アクアスロン(スイム&ラン)、デュアスロン(バイク&ラン)もあるので、得意種目の組み合わせでエントリーするのもあり。トライアスロン・アクアスロンは徳島県ひわさうみがめトライアスロンコースで、デュアスロンは京都府の南丹市大堰川緑地公園で開催!
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③ テニス
男女ともにシングルス、ダブルスがあり、上級レベルと初級レベルで分けられているので、社会人になって趣味でテニスを始めたという人も気軽に参加できるはず。またダブルスのみにはなるがソフトテニスもあり、こちらはアスリート部門とレクレーショナル部門に分かれている。テニスは兵庫県の青野運動公苑アオノテニスクラブ、ブルボンビーンズドーム、ソフトテニスは京都府の福知山市三段池公園テニスコートにて開催!
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④ 野球
A(プレミア)とB(オープン)の2つのグレードに分けられており、年齢は30歳以上と45歳以上の2カテゴリーがある。硬式はハードルが高いという人もご安心あれ。軟式もあり、こちらは競技レベルが3つに分けられている。さらに軟式については個人エントリーも可能だ! 硬式野球は、神戸市にあるほっともっとフィールド神戸、G7スタジアム神戸など4箇所で開催。軟式野球は、滋賀県の守山市民球場、東近江市ひばり公園湖東スタジアムなど4箇所で開催。
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⑤ ビーチバレー
2人制と4人制があり、男性、女性、混合に分けられているうえに、年齢カテゴリーは5歳きざみ。バレーボール経験者でチームを組んで、今からトレーニングをすればメダル獲得の現実味がありそう? 6人制のインドアよりも人数を集めやすいのも魅力かもしれない。兵庫県淡路島にある南あわじ市慶野松原ビーチバレーコートにて開催!
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現在トレーニングしている競技で参加するのはもちろん、学生時代に部活動で取り組んでいた競技を再開してエントリーするもよし、これをきっかけに未経験のスポーツを始めるもよし。楽しみ方はあなた次第だ!