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こんなパンを待っていた! 豆でつくられたグルテンフリーの《ZENB ブレッド》
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外を歩く何気ない通勤時間が筋トレタイムになる。そんな画期的なビジネスシューズが、カラダづくりのスペシャリスト、〈ライザップ〉とのコラボレーションによって誕生した。その名は《テクシーリュクス》。
このシューズで鍛えられるのは、把持力(はじりょく)。この言葉、足指が地面を捉える力のことで、主に歩行時に発揮される。
「下駄を履いて足指を使っていた昔の人に比べて、地面を捉えずとも歩行可能な環境が整った現代人に把持力の低下が多々見られます」
と〈ライザップ〉メディカルトレーナーの相馬由紀子さんは分析。把持力の弱化により足アーチが崩れる原因に。
「その結果、踵重心になると浮き指が常態化して、全身の筋肉バランスにも悪影響が及びかねません」
負のサイクルを断つきっかけに、まずは《テクシーリュクス》を取り入れたい。歩行時の足指の運動を促すことに照準を定めた設計。スニーカーさながらの履き心地も特徴だ。
「把持力が強化されると、足の疲労感や転倒などによるケガのリスクが軽減。腹筋トレと同様、毎日履いて“足指トレ”を始めましょう!」
体力の衰えを感じる今日この頃。把持力の測定値を見た時は、片足重心の悪姿勢を反省しました。《テクシーリュクス》は足全体にフィットする履き心地。靴べらいらずで履けて朝の出勤時に助かります(笑)。
何より今まで履いていた靴では感じなかった、足指の腹で地面を踏みしめる感覚が印象的。近所に出かける時はスニーカーを履きますが、最近は足指に意識が向くように。
姿勢のために体幹や重心位置には常日頃から配慮してますが、足指を気にしたことは皆無。最初に把持力を測った時は左右差に驚き。初めて《テクシーリュクス》を履いた時、あまりの軽さに“本当に革靴?”と。
履き続けるにつれ、足指を使って歩く感覚がつかめてきた。この靴を履く時間が長ければ長いほど、他の靴を履いた時も、足指を使って歩けるようになる気がします。
取材・文/門上奈央 撮影/小川朋央 スタイリスト/ヤマウチショウゴ ヘア&メイク/天野誠吾
初出『Tarzan』No.806・2021年3月11日発売