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只今、密かに筋トレ中。《テクシーリュクス》で把持力UP!

足指の力を鍛えて、生活と運動の質を高める!

外を歩く何気ない通勤時間が筋トレタイムになる。そんな画期的なビジネスシューズが、カラダづくりのスペシャリスト、〈ライザップ〉とのコラボレーションによって誕生した。その名は《テクシーリュクス》。

《texcy luxe》

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texcy luxe
エレガントなデザインとスニーカーのような快適性を両立。張りやコシ、上品な光沢感のあるソフト牛革を使用。ブラックとダークブラウンの2色。24.0〜28.0、29.0cm。TU-8009。12,000円(税抜)。

texcy luxe ストレートチップ
ストレートチップもあります。

このシューズで鍛えられるのは、把持力(はじりょく)。この言葉、足指が地面を捉える力のことで、主に歩行時に発揮される。

「下駄を履いて足指を使っていた昔の人に比べて、地面を捉えずとも歩行可能な環境が整った現代人に把持力の低下が多々見られます」

と〈ライザップ〉メディカルトレーナーの相馬由紀子さんは分析。把持力の弱化により足アーチが崩れる原因に。

「その結果、踵重心になると浮き指が常態化して、全身の筋肉バランスにも悪影響が及びかねません」

負のサイクルを断つきっかけに、まずは《テクシーリュクス》を取り入れたい。歩行時の足指の運動を促すことに照準を定めた設計。スニーカーさながらの履き心地も特徴だ。

「把持力が強化されると、足の疲労感や転倒などによるケガのリスクが軽減。腹筋トレと同様、毎日履いて“足指トレ”を始めましょう!」

〈ライザップ〉監修のHAZUPインナーソール。

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ポイント①

トゥグリップ

足指の付け根付近にあるトゥグリップ。足の蹴り出し時に足指が底面を摑む動きをサポートし、把持力トレーニングを促す。

ポイント②

低反発スポンジ

踵部分の低反発スポンジが着地時の踵への衝撃を緩和。また、着地時に踵がグラつかないよう、重心が中央に集まりやすい設計。

ポイント③

爪先裏の立体メッシュ構造

爪先部分の裏面には弾力のある立体メッシュ構造。踏み込むたびに足指がメッシュにほどよく沈み込み、爪先荷重に誘導。

一般インソールと比べた筋肉活動の変化
脚の筋肉の3部位が活性化されるデータも出ている。

一歩一歩が、足指トレーニング。《テクシーリュクス》。

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ポイント①

履き口の内甲側

履き口の内甲側に伸縮性のあるスリットが入ったサイドゴアタイプ。脱ぎ履きする際に、紐をほどいて結ぶ手間を省ける。

ポイント②

アウターソール

アウターソールの踏みつけ部分には細かい溝を多数配置したラバーを採用。雨などで濡れた路面の上もスムーズに歩ける。

ポイント③

踵部分

使用頻度に比例して減りが激しくなる踵部分に耐久性に優れた厚めのラバーを配置。新調した頃の履き心地を長く楽しめる。

約1か月履いた結果、把持力はどうなった?

他の靴を履いていても足指を使えるように!

K・Tさん 50歳の把持力の変化
K・Tさん 50歳

体力の衰えを感じる今日この頃。把持力の測定値を見た時は、片足重心の悪姿勢を反省しました。《テクシーリュクス》は足全体にフィットする履き心地。靴べらいらずで履けて朝の出勤時に助かります(笑)。

何より今まで履いていた靴では感じなかった、足指の腹で地面を踏みしめる感覚が印象的。近所に出かける時はスニーカーを履きますが、最近は足指に意識が向くように。

履く時間に比例して把持力が強化されそう。

S・Fさん 30歳の把持力の変化
S・Fさん 30歳

姿勢のために体幹や重心位置には常日頃から配慮してますが、足指を気にしたことは皆無。最初に把持力を測った時は左右差に驚き。初めて《テクシーリュクス》を履いた時、あまりの軽さに“本当に革靴?”と。

履き続けるにつれ、足指を使って歩く感覚がつかめてきた。この靴を履く時間が長ければ長いほど、他の靴を履いた時も、足指を使って歩けるようになる気がします。

INFORMATION

アシックス商事

https://www.asics-trading.co.jp/shop/a/a2021-TU-RZ-TZ/

取材・文/門上奈央 撮影/小川朋央 スタイリスト/ヤマウチショウゴ ヘア&メイク/天野誠吾

初出『Tarzan』No.806・2021年3月11日発売

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