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『ターザン』読者なら知っておくべき! “筋トレロス”を解消する2つの学び

『ターザン』読者の2つのメンバーシップ「CLUB Tarzan」&「TEAM Tarzan」のメンバーが参加した、“筋トレロス”と“ファンクショナルトレーニング”を学ぶ講座をレポート!

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“筋トレロス”を回避する、理論と実践を学ぶオンラインイベントを開催!

2020年10月30日、『ターザン』の無料メンバーシップ「CLUB Tarzan」(クラブターザン)と読者オンラインコミュニティ「TEAM Tarzan」のメンバー約70名が参加したオンラインイベントが開催された。(上記動画でイベント前編が視聴可能)テーマは「筋トレロスとファンクショナルトレーニング」。

齊藤邦秀さん
齊藤邦秀(さいとう・くにひで)/1972年生まれ。ウェルネススポーツ代表。ランニングフィットネスラボ代表。多くのアスリート、チーム、芸能人などを指導。健康フィットネス分野の人材育成やプログラム開発にも熱心に取り組む。

トレーニングタイムの講師はお馴染みの齊藤邦秀トレーナー。ウェルネススポーツ 代表、ランニングフィットネスラボ代表として、豊富な知識と知見から、ありとあらゆるファンクショナルトレーニングを編み出す第一人者だ。

トレーニング成果が得づらい、“筋トレロス”とは?

トレーニング講座に先立ち、まずは森永製菓研究所の塚本咲翔さんが登壇。最近の研究で明らかになったという「筋トレロス」について説明してくれた。

筋トレロススライド1

トレーニングを続けていると「どうも最近、筋トレしてもいまいち効果が出ていない気がする」と思う事はないだろうか。筋トレで筋肉に強い負荷をかけると、筋損傷と共に、カラダの酸化に対する防御反応として活性酸素が発生する。それが筋肉に蓄積され、筋肉内のタンパク質が酸化してしまうのだ。

カラダを動かさない状態が続いたり、ビタミン不足などが原因で抗酸化機能が低下すると、筋肉に酸化ストレスはたまる一方。こうなるとどんなに鍛えても筋合成がされにくくなり、思うような筋トレ効果が得られない。これが“筋トレロス”の状態だ。

「私たち森永製菓トレーニングラボでは、2つの仮設を立てました。昨今の筋トレブームでトレーニングをする人が増えている中、新型コロナウイルスの影響で、運動不足やトレーニング不足で筋力低下に陥っている人が増えているのではないか? というのがひとつ。

もうひとつは、筋トレを習慣化していても、やり方を間違えた結果、筋肉がつかない悩みを抱える人がいるのではないか? というもの。これらの仮説に基づき、10代~60代の週3回以上トレーニングを行っている男女600人に対してアンケートを実施したのです」(塚本さん)

森永イベントスライド2
まず「コロナ禍で、自宅での筋トレ頻度が増えましたか?」という問いに対しては、実に8割以上が増えたと回答。男女とも20~40代でその傾向が顕著だった。
森永イベントスライド3
多くの人が筋トレ頻度が増えた一方で、「コロナ禍で、筋力が低下したと思いますか?」の問いには56.6%がダウンと回答。ここでは特に40代~60代に顕著だったことがわかる。さらに「自分の筋トレに効果を感じていますか?」の問いに対しては、トレーニング歴の大小にかかわらず、全体の約8割が「しっかりと効果を実感していない」と回答した。

「以上の結果から、多くの方が“おうち時間”の増加とともに筋トレ量も増えている一方で、日常的な悩みとして筋トレ効果を実感できていないケースが多い。そんな傾向が見受けられました」(塚本さん)

森永イベントスライド4
なぜ筋トレをしても効果を実感できないのだろうか。アンケートでは、各々のトレーニングの傾向をみるべくセルフチェックを用意した。それが上の9項目である。このうち3つ以上当てはまる人は、せっかく筋トレをしていても酸化ストレスがたまりやすく、筋肉がつきにくい状態にあるのだとか。
森永イベントスライド5
上記9項目のうち該当数が多いほど「筋肉がつなかい」と感じている人の割合が多いという結果も出ている。

「筋肉量アップを目的にトレーニングを行った場合、適切な休息や栄養補給をしないと抗酸化力が落ち、活性酸素がどんどん増えてしまいます。通常、筋トレ後にプロテインを摂取すると体内でアミノ酸に分解され、筋合成に使われますが、増えすぎた活性酸素がアミノ酸にダメージを与える形になり、十分筋合成できない、つまり筋肉がつきにくくなる可能性が高まるのです」(塚本さん)

森永イベントスライド6
トレーニングをした際に、筋肉内部で起こる筋肉合成までの流れ。しかし、酸化ストレス状態ではきちんと筋合成されないのだ。

筋トレロスのメカニズムが次第に見えてきた。筋トレをいくらやっても、栄養補給や適切な休息が不足していては、酸化ストレスが増加して筋肉が「錆びた」ような状態となる。すると、タンパク質が合成されにくく、筋肉もつきにくい状態になってしまうというわけだ。

塚本さんによると、多くの人は無意識のうちに酸化ストレスを生じさせるフィットネスライフを送り、無意識のうちに筋トレロスに陥り、筋肉がつかない悩みを抱えている可能性が高いという。

「筋トレロスを防ぐには、十分に休息をとるのはもちろん、タンパク質と一緒に抗酸化物質を摂る必要があります。抗酸化物質は筋トレ後に大量に発生する活性酸素を除去する働きがあり、プロテインとセットで摂れば筋肉の分解を防ぎ、効果的に筋力を高めることが期待できます」(塚本さん)

全身の連動を高めるファンクショナルトレで“使えるカラダ”に!

もうひとつ、筋トレロス防止につながるのがトレーニング内容の見直し。そこでオススメしたいのが、今回のテーマであるファンクショナルトレーニングである。

「僕も若い頃はがむしゃらにトレーニングをして筋肥大を目指していて、なかなか疲れがとれなかったりパフォーマンスが上がらない“筋トレロス”状態に陥った経験があります。でもそこから自分の体調を把握するよう意識し始め、筋肥大志向をやめて動きやすいカラダ作りを目指すようになりました。

そのおかげか、最近は筋トレロスになることはまずありません。皆さんも、普段のトレーニングの中にファンクショナルトレーニングの要素を取り入れてみてください」(齊藤さん)

イベントの様子
股関節周りの可動域を広げるストレッチ。

まずは関節可動域を広げるエクササイズから。特に股関節周りと肩周りの可動域改善は重要で、齊藤さんは股割りや前後開脚、インチワームという尺取虫のような動きをするファンクショナルトレーニングを指導してくれた。

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インチワーム1
アニマルムーブメントのひとつ、インチワーム。肩幅に足を開いて立ち、脚をのばしたまま両手を床につく。そのまま足を動かさずに、手を片手ずつ前方に進めていく。
インチワーム2
両手をできるかぎり前に進め、体幹を意識して倒れないようにキープし、元の姿勢へ戻る。

さらに、サイドキックや、プッシュアップからカラダを大きく開くエクササイズを指導。「これがファンクショナルトレーニングか。いつものトレーニングとは全然違うし、何より楽しそう」。参加者の皆さんも目から鱗の内容だった。

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齊藤邦秀さんイベント
プッシュアップの体勢から、大きく胸を開いて片腕で全身を支えるトレーニングも。
イベントトレーニング
仰向けになって、両手両足で浮かせたカラダを支えながら、片足を上にあげるトレーニングも。
イベントトレーニング
膝をつかない四つん這いの状態から、上体をひねりながら開き、支えた腕の側の脚を反対側へ突き出す、サイドキック。

栄養補給は、Eルチン配合のプロテインで!

トレーニングの後はしっかり栄養補給を。このイベントの参加者には森永製菓の《inゼリー プロテイン》と高タンパクタイプの《inゼリー プロテイン15000》、《inバー プロテイン ベイクドチョコ》の3つが配られた。どれもプロテインの働きを強める「Eルチン」が配合されている。

サンプリング商品
参加者へ配布された商品は、Eルチン配合の《inゼリー プロテイン《inゼリー プロテイン15000》《inバー プロテイン ベイクドチョコ》。

試食した参加者たちも、おいしさと食べ応えに大満足!

森永製菓さまイベント記事
イベント参加者全員で、《inゼリー プロテイン》を片手にハイチーズ!
《inゼリー プロテイン》への声

「後味が良いのがヤミツキです! ヨーグルト系だと後味と口に残る感じが多い中、これは本当にスッキリで飲みやすかったです。」

「味がさわやかで良い! すっきりな風味で運動後にさくっと飲みやすい。」

《inゼリー プロテイン15000》への声

「とっても美味しかったです。喉越しさわやかなので、トレ後に頂きましたが本当に美味しかったです。粉プロテインだと喉につまる感じがある中、ゼリープロテインだとそれが無いので今後も購入したいです。」

「糖質も低くて味も良くて、とても気に入りました!」

《inバー プロテイン ベイクドチョコ》への声

「食べ応えがあって美味しいです。ホロホロ感がクセになりそう。小腹が空いた時に十分一食になります。持ち歩きます!」

「おやつ感覚で食べられるので手軽。オフィスで食べるのにいいなと思います。」

参加者の皆さんからの評判は上々の様子。ファンクショナルトレーニングで気分転換するもよし、「動けるカラダ」を追求するもよし。《inゼリー プロテイン》と《inゼリー プロテイン15000》、《inバー プロテイン ベイクドチョコ》で上手に栄養を摂って、目標のカラダに最短距離で到達しよう!

INFORMATION

森永製菓お客様相談室

tel. 0120-560-162

https://www.morinaga.co.jp/

取材・文/黒田創

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