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“適度な晩酌”はダイエット継続の秘訣。その“適度”ってどのくらい?

ダイエットを決意したからといって、晩酌の習慣を突如ゼロにするのはなんだか寂しい。それどころかもともとお酒が好きな人にとって断酒はストレスが溜まり、我慢の反動でリバウンドをしかねない。

体重の増減に響かない“適度な晩酌”こそ、ダイエットを長続きさせる正解といえるだろう。

ポイントはやはりエネルギー量。

では“適度な晩酌”って? もっとも守りたいポイントは、酒とつまみのエネルギー量を抑えること。そうなるとアルコールはウィスキーや焼酎といった蒸留酒一辺倒になりがちだが、最近はダイエット中でも罪悪感なく楽しめるお酒のバリエーションが広がりつつあると、管理栄養士の美才治真澄さんは話す。

「各社から出ている機能性アルコール飲料を選ぶのもいいですが、白ワインやロゼワインを炭酸で割ったワインショーレや、蒸留酒であるジンにライムと炭酸水を入れて割ったジンリッキーなどもおすすめ。ジンはジュニパーベリーを中心に数種類の薬草やスパイスを漬け込んだお酒で、最近は山椒や昆布、ユズなどを漬け込んだジャパニーズジンも注目を集めています。好きなフレーバーのクラフトジンを見つけて、炭酸水で割って楽しむのもいいと思います」

ただし注意したいのは、アルコールにもエネルギーがあるということ。いくら糖質ゼロやカロリーオフのお酒を選んでも、アルコール度数9%などの高いものを選ぶと、同じ2杯でもそのぶんエネルギーが高くなることを覚えておこう。

ダイエット中にオススメのアルコールはこれ!

① ワインショーレ

白ワインやロゼワインを炭酸水で割ったもの。ドイツでポピュラーな飲み方。

② ハイボール

蒸留酒であるウィスキーの炭酸水割り。手軽かつ低カロリーで、今や晩酌の定番に。

③ ビールテイスト飲料(いろいろゼロ)

糖質ゼロやカロリーオフを謳った、機能性ビール。カロリー計算もしやすい。

④ クラフトジン+α

蒸留酒であるジンに、地域ならではの素材を漬け込んだもの。ライムや炭酸水で割る。

⑤ チューハイ系飲料(いろいろゼロ)

ビール同様、糖質ゼロやカロリーオフで健康志向のニーズに応えた機能性酎ハイ。

さて、飲むお酒が決まったら、次はおつまみ。今回は、コンビニやスーパーで手軽に買えて、栄養も手軽に補える、「そのまんまおつまみ」をご紹介。でもコンビニ食材は味が濃いため自然とお酒の量が増え、エネルギー過多になりがち。くれぐれも過剰摂取にご注意を!

そのまんまおつまみ8選。

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ほぐしておいしいかにかま

ほぐしておいしいかにかま。

塩気の効いたかにかまは、野菜との相性がいい。タンパク質は1本約1.2g摂れる。

辛みを欲したらオイキムチ

辛みを欲したらオイキムチ

キュウリの真ん中にキムチを挟んだおつまみ。野菜が1品欲しいときにぴったり。

どんな酒にも合う定番の生ハム

どんな酒にも合う定番の生ハム

飲むお酒を選ばない、おつまみの定番。洋風から和風までアレンジの幅も広い。

火を使わずに卵焼きを食す

火を使わずに卵焼きを食す。

居酒屋定番のだし巻き卵も、コンビニなら出来合いのものが売られている。

オイルカットの醬油漬けイワシ缶

オイルカットの醬油漬けイワシ缶

オイル漬けよりもエネルギーが低い醬油漬け。トマト煮、塩煮といった味もある。

温めてもおいしいホタテ缶

温めてもおいしいホタテ缶

缶詰は日持ちするため、ストックしておくのもいい。ホタテは食べ応えも魅力。

“さっぱり”代表〆鯖もどうぞ

“さっぱり”代表〆鯖もどうぞ

外食の定番かと思いきや、コンビニで買える〆鯖。酢の力で疲労回復効果も。

お腹を満たす魚肉ソーセージ

お腹を満たす魚肉ソーセージ。

昔ながらの魚肉ソーセージは、手軽なタンパク質補給にうってつけ。種類も豊富。

取材・文/黒澤祐美 撮影/小川朋央 料理・スタイリング・監修/美才治真澄(管理栄養士)

初出『Tarzan』No.795・2020年9月10日発売

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