少ない回数で効果を得ることが継続の秘訣〜小倉優香、女の腹割り

2年前の「ターザン」本誌登場時より筋が出たお腹。"峰不二子"に憧れる小倉優香のカラダ作り。

取材・文/宮田恵一郎 撮影/内田絋倫 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/村田真弓

初出『Tarzan』No.786・2020年4月23日発売

見られるカラダではなく、魅せるカラダを目指したい。

昨夏より体脂肪率4%減。Gカップのバストは落とさず、キュッと割れたお腹。”リアル・峰不二子”を目指す小倉さんのカラダ作りは、1年前に本格的に始まった。

「長くジムに通っていますが、知識がないままむやみに鍛えても、なかなか効果が得られなくて。むしろ無駄な力みが出て、余計な筋肉がついてしまう。”これじゃマズイ”と思って、カラダのことを一から勉強することにしました」

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その努力が実り、見事に陰影がついたボディライン。中2日ペースで4つのジムに通いながら、専門書やトレーナーの話を参考に、ストイックにカラダを鍛える。

EMSジムの後にHIITのジムへ行く日と、ウェイトに打ち込む日を分けています。さらに余裕があれば、キックボクシングジムでミット打ち。肩が大きくならないようにパンチは控え、キックのみのメニューをこなしています」

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短時間のジムトレと、帰宅後の自体重トレが肝。

一見、ハードに感じるスケジュールだが、短時間で集中するのが小倉さんのトレーニング術だ。

「ジムは各20分ほど。少ない回数でちゃんと効果を得られることが、継続の秘訣です。さらに帰宅後はフッキンに特化。お腹がキュッと絞れてシックスパックが出るように、腹筋ローラーバランスボールを使った自重でのトレーニングを習慣にしています」

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分食とチートデーを取り入れる。

効率良くカラダを作るために、食生活も改善した。

「1日5、6食に分食して、PFC(タンパク質、資質、炭水化物)は4:2:4のバランスを徹底します。メインは、高タンパク低カロリーの卵白、ささみ、魚。朝昼はお米を食べて、夜はキヌアやサツマイモをちょこっと。食材を制限しても、調理法や味付けを工夫すれば飽きずに続けられる。あと、無条件、無制限のチートデーを2週に1回設けているのが大きい。つまみ食いしたい時も、もう数日の我慢と思って頑張れます」

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自らの性格も考慮し、無理なくボディメイクを楽しんでいる。

「色気があるだけのカラダはもう嫌。今は”見られる”ではなく、”魅せる”をテーマに、健康的で同性からも憧れられるカラダを目指しています。今まで周りから”リアル不二子ちゃん”と言われてきましたが、もっとウェストが絞れて、お尻がボンと出てなきゃ(笑)。そう言われて恥ずかしくないカラダを手に入れたいですね」

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PROFILE
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小倉優香(おぐら・ゆうか)/1998年9月5日生まれ。ファッション誌『セブンティーン』のオーディションをきっかけにモデル、グラビアアイドルとして活躍。現在は女優を中心に活動。映画『ぐらんぶる』にも出演。〈ボディメーカー〉のイメージキャラクターも務める。