- 整える
タンパク質と、何が同じで、どう違う?ジェーン・スーと〈味の素(株)〉社員が語るアミノ酸のこと。
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トレーニングの軌跡を偽りなく物語るもの、それが筋肉だ。『筋肉図鑑』では、さまざまなトレーニーの筋肉の裏側に迫ります。第22回は〈ブルゾンちえみwithB〉で名を轟かせ、現在ソロ活動するコージ・トクダさん!
“withB”ことお笑いコンビ〈ブリリアン〉として活動していた頃も筋トレは日課でしたが、その内容は今とは違います。
以前は脱ぐことも仕事の一つだったので筋肥大が目的でした。2月にアメフト復帰宣言してから、動けるカラダになるべく体脂肪燃焼と心肺機能向上を狙ったメニューに励んでます。
具体的には週3でジムに通い、20分間有酸素運動をして、その後40分間はサーキットトレーニングに注力。機能性の向上が今の課題です。合間にアメフトで必要な僧帽筋などの筋トレも組み込みます。
また以前から興味があったEMSトレ(筋肉に電気刺激を与えるトレーニング)も始めました。
現役時代の“マッスルメモリー”があるため鍛え始めるとすぐにカラダが変わるので、力負けしないための筋量アップは今やらなくても大丈夫。そんな自信を、昔必死で鍛えた自分からもらってます。
鍛え始めたのは中3。兄貴が筋トレ後にプロテインを飲むのを見て「なんかかっこいい!」と思い、近所の公営ジムに通い始めました。高1でアメフトを始めてから引退するまで部活後にジムへ。
とにかく大きくなりたくて、世にある片仮名の名前のサプリは一通り飲んだなぁ(笑)。そんな時期を経て、プロテインとBCAAに落ち着きました。
実は甘党で、有志を集めて〈スイーツ部〉を発足するほど。カラダを絞りたいので休部中ですが、以前糖質抜きをして頭が回らずフラフラになった経験から、糖質の大切さを実感。最近は食物繊維が豊富な玄米などを朝や昼に適量摂っています。
アメフト界を盛り上げるためにも、まずは試合で活躍できるよう練習を頑張ります。ただ僕が鍛える究極の目的は、快適に生きていくため。筋トレを習慣にした方が絶対素敵な人生を送れると僕は思います!
取材・文/門上奈央 撮影/角戸菜摘
初出『Tarzan』No.785・2020年4月9日発売