【セックスとホルモンの関係】セックスレスの悩みには「二人でコメディ観賞」を
性欲も相性もすべてホルモン次第。とくに気にしたいのが、テストステロンのこと。彼女とは付き合いが長いし、最近セックスレス気味。この状態が続いちゃマズいよね…。なんて悩んでいる人は、こんな解決策を。
取材・文/黒田創 イラストレーション/沼田光太郎 取材協力/関口由紀(女性医療クリニックLUNAネクストステージ)、久末伸一(千葉西総合病院泌尿器科部長)、菅原順二(アランチャ)
初出『Tarzan』No.782・2020年2月22日発売
千葉西総合病院泌尿器科部長の久末伸一先生は、次のように言う。
「アトピー性皮膚炎の患者はテストステロン値が低い傾向があるのですが、彼らにテレビで天気予報と『Mr.ビーン』を見せ、各々のテストステロン値の変化を調べたところ、『Mr.ビーン』の視聴後に顕著に高くなり、症状の改善が見られたという日本の研究結果があります」
「テストステロンの分泌量増が皮脂の分泌量に関係したと推察されますが、男女とも笑うことでテストステロン値が高まり、性欲も増大する可能性が考えられます。レス気味カップルはコメディやお笑いを見てとにかく一緒に笑うこと。笑いは男女の仲をも取り持ちます」
一緒に笑えば互いのコミュニケーションも高まるというもの。もちろん、ラブコメでもいいぞ。