反り腰を改善して、しつこい腰痛にサヨナラ!
体幹トレで首・肩の凝りを撃退する!
自宅で静かにできるHIITで脂肪燃焼&筋肉強化!
「大胸筋の中央」を深掘りするトレーニング。
内臓脂肪を減らす「油カット」10個のアイデア。
肩こり予防でアプローチすべきは肩“じゃない”。
手軽なものから本格派まで。自宅ジム化に必要なギア一覧。
簡単体操で「正しい座り姿勢」に!
  • 公開:

【セックスとホルモンの関係】ニンニクを生で食べると、逆にテストステロン値が下がってしまう

性欲も相性もすべてホルモン次第。とくに気にしたいのが、テストステロンのこと。スタミナ食として知られるニンニクの摂取はテストステロン値を高めるが、それには加熱する必要があります。生で食べると逆にテストステロン値が下がってしまうのです。

昔からスタミナ食として知られるニンニクや、亜鉛を含む牡蠣。「最近の夫、少し夜が弱いから今夜は牡蠣鍋でも…」と配慮する健気な奥さんもいると思うが、牡蠣をセックス目的であえて、というのは少し仰々しい。馴染みのニンニクをさりげなく使うべし。

ニンニクの摂取はテストステロン値を高めるが、それには加熱する必要がある。生で食べると逆にテストステロン値が下がるのだ。

さらに効きを高めるには、高タンパク質でビタミンB1を多く含む食材を合わせよう。ニンニクに含まれるアリシンがビタミンB1と結合するとアリチアミンという化合物が作られるが、これがテストステロンの上昇をもたらす。

高タンパクでビタミンBが多い、といえば豚肉。パートナーと一緒に料理して食べれば、メンタルは愛情に、カラダはテストステロンに満ち溢れること間違いなし。

カゼインタンパクをそれぞれ40%、25%、10%含む食事とニンニクを一緒に摂った際のテストステロン値の変化
カゼインタンパクをそれぞれ40%、25%、10%含む食事とニンニクを一緒に摂った際のテストステロン値の変化。高タンパクになるほどニンニクとのタッグで上昇率が高くなる。
Oi et al. J Nutr. 2001

取材・文/黒田創 イラストレーション/沼田光太郎 取材協力/関口由紀(女性医療クリニックLUNAネクストステージ)、久末伸一(千葉西総合病院泌尿器科部長)、菅原順二(アランチャ)

初出『Tarzan』No.782・2020年2月22日発売

Share
Share