「キレイをつくる」をテーマに、自宅でできるさまざまな自体重トレーニングを紹介していく当企画。今回は「お腹」のトレーニング。下半身と上半身を同時に動かすことで、お腹の上部から下部まで広い範囲に刺激が入る。憧れのタテ線も夢じゃない!
ガラケーのように折りたたむ。
今回のトレーニングは「シングルV字」。
片膝を立てて仰向けになり、大きくバンザイ。上体を起こすと同時に伸ばした脚を上げてお腹と腿を近づけます。床に着いた軸足で踏ん張りながら、できるだけお腹の力で起き上がりましょう。
応用編の「V字」は、両脚を同時に上げて上半身と下半身をガラケーのようにカラダをパタンと折りたたみます。カラダが硬い人は膝を軽く曲げてもOK。
基本編:シングルV字
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片膝を立てて床に仰向けになり、両腕を頭の方向に伸ばす。
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膝を立てた軸足で床を強く踏み、上半身を起こすと同時に逆脚を伸ばしたまま高く上げる。お腹と腿を近づけて、両手で伸ばした足の側部を挟んでタッチ。このとき、できるだけ背中が丸まらないよう背すじは伸ばしておくこと。ゆっくり元に戻り、これを10回行う。逆も同様。
応用編:V字
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床に仰向けになり、両腕を頭の方向へ伸ばす。
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骨盤を支点に上半身と下半身を同時に持ち上げ、お腹と腿を近づける。両腕は床と平行に伸ばし、手のひらを下に向ける。お腹に力を入れた状態で元に戻り、これを20回。
教えてくれた人
羽田真弓さん(はた・まゆみ)/1987年生まれ、早稲田大学大学院修了。西麻布にあるプライベートジム〈デポルターレクラブ〉に所属するパーソナルトレーナー。小学校2年生から新体操を始め、高校時代には東北大会個人総合優勝、インターハイ4位、国民体育大会4位などの成績をおさめる。早稲田大学大学院ではコーチングについて学び、新体操指導者として活動。心身の健康について興味を持ち、スポーツ業界へ。〈デポルターレクラブ〉ではピラティスの指導も行っている。
取材・文/黒澤祐美 撮影/角戸菜摘
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