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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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街中を走らずとも超回復ランと同等の効果が見込めるやり方はある。継続しやすいものを!
家から駅まで歩くだけで疲れる、階段を上るのが辛い…。などなど、疲れやすくなったと我が身を振り返るとき、その原因をつい加齢に求めがちではないだろうか。
だが、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんによると、原因は「体力の衰え」にあるという。「体力の衰え」の原因は運動不足によるもので、運動不足の解消、そして「超回復」に効果的なのがランであるとは、こちらの記事にある通り。
本記事では、屋内でも超回復につながるランのポイントを3つのシチュエーションに分けて紹介する。
外で走るのが嫌だという人は、ジムのトレッドミルでOK。多くのトレッドミルは、心拍計測機能があり、一定の心拍数を保てるようにペース設定してくれるものもあるので、むしろ心拍数やリズムの管理がしやすい。
心拍計測のみが可能なタイプの場合は、心拍数が上がり過ぎたら設定速度を落とし、下がり過ぎたら設定速度を上げて調整しよう。ただし、くれぐれも表示される距離や時間に囚われないように注意。
ラン、ではなくても超回復ランの代用は可能。過体重や膝などのケガで走ることが難しければ、水中ウォークがおすすめ。もちろん泳いでも構わないのだが、一定の時間、心拍数とリズムを保って泳ぎ続けるのは、ある程度の泳ぐ技術がないと難しい。その点、水中ウォークであれば、どちらもキープしやすい。
また、水中ウォークでは、プールの水圧で、筋肉や血管が適度な圧迫を受け、血液循環が促進される効果もある。
ジムやプールにも行かずにできる超回復ランの代用が、踏み台昇降。ウォーキングだと心拍数を上げにくい場合があるが、踏み台を使うと程よく心拍数が上がる。一定のリズムもキープしやすい。
一見、膝に負担がかかるように思えるかもしれないが、前向きに上って、後ろ向きに下りるため(前向きに下りない)膝への負担も小さい。リード足(初めに踏み台に乗せ、先に踏み台を下りる足)は、途中で変えるとよい。
取材・文/神津文人 イラストレーション/山下良平 取材協力/中野ジェームズ修一(スポーツモチベーション)
(初出『Tarzan』No.774・2019年10月10日発売)