ニャンベルやワンベルで鍛えた〜い! 部屋に置きたくなるシャレたダンベルたち
毎日使うダンベルは、いつでも手に取れる定位置に置いておきたい。できれば部屋のインテリアに馴染んでくれると、なお嬉しい。そんな願いに応えてくれるオブジェ同然の名品で、ダンベルトレをもっと楽しくしよう!
取材・文/門上奈央 撮影/角戸菜摘
木製の自然な質感がどんな空間にもマッチ
職人が一本一本手作りしている木製ダンベル《木筋(もっきん)》。化粧水の瓶から着想を得た形状は、手から抜けないように、両端から中心部にかけてくびれたデザイン。立てておくと、高さ約20cmとほどよいサイズ。
ライトブラウン・ブラウン・ダークブラウンの3色展開でどんな部屋にも自然になじむ。1本(約1.1kg)7,800円、2本セットは15,000円。(問い合わせ)TRANITURE 電話番号/080-3450-7158。
キュートな顔して、しっかり重いんです
1000年以上前から伝わる「天明鋳物」などを手がける老舗鋳工所が、10年以上前に生み出した《インテリアダンベル(アニマル)》。総勢10種類の動物が揃うが、種類によって重量や長さが異なるので、複数の動物を使い分けるのも一つの手。つぶらな瞳のワンベル(犬)と一匹だけ横を向く孤高のニャンベル(猫)も。
カラフルな動物を選べば空間に映える。平均して長さは20cm前後で、重さは1.2〜1.4kg。鉄アレイタイプ。各3,780円。(問い合わせ)栗崎鋳工所 電話番号/0283-22-0952。
ランナーの筋肉美が、アイディアの源泉
アルミ鋳物の鏡面研磨が特徴的な《アクアリウム》。フォルムはしなやかな筋肉を持つランナーの脚にインスパイアされたもので、自身もランナーの澄川伸一さんがデザイン。非対称だが独自設計により重心バランスは均一。
2012年ドイツの『レッド・ドットデザイン賞』を受賞。0.5kg、10,500円(高さ20.2cm)、1kg、16,500円(高さ24.3cm)、2kg、26,000円(高さ28cm)。(問い合わせ)竹中銅器 電話番号/0120-660107。
発売が待ち遠しい、美と機能を併せた逸品
直径約14.5cmのシルジン青銅製《アルマジロ》。床に置いても棚に入れても持ち手部分が45度の位置にキープ、また起き上がり小法師さながらに自立する機能的なデザイン。腕や脚に通したり、ケトルベル代わりになったりと使い方は自由自在。
デザイナーは阿部憲嗣さんで、今年の富山デザインコンペティションで「とやまデザイン賞」を受賞。現在は非売品だが、来年には商品化が実現?