背骨の歪みを修正! ストレッチでカラダを整える|のびのび〜ストレッチ vol.14
カラダの幹となる背骨が歪んでいると、筋肉も左右対称につかず、見た目がアンバランスになってしまう。連載「のびのび〜ストレッチ」第14回は「背骨の歪み」を修正するストレッチ。凛とした立ち姿を手に入れるため、スキマ時間でしっかりと伸ばしておこう。
取材・文/黒澤祐美 撮影/小川朋央 ヘアメイク/村田真弓 スタイリスト/高島聖子 監修/坂詰真二
ファッションに特別興味がない人でも、スーツぐらいはビシッと着こなしたいもの。筋トレによるボディメイクもいいけれど、カラダの土台部分に目を向けることもお忘れなく。
特に背骨が歪んでいると筋肉が左右均等につかず、見た目がアンバランスになる。それだけじゃない。腹が出る、腰痛、便秘、疲れ等さまざまな不調も招きかねないのだ。
そこで今回は背骨の歪みにアプローチ。まずは土台となる骨盤を正しい位置に整え、バランスのいいカラダを目指そう。
1. ペルビス・ティルティング
(1)脚を肩幅に開いて立つ。両手は骨盤を挟むように持つ。
(2)左脚に体重を乗せながら、右の骨盤を脇腹にゆっくり近づける。おへそから上は床と垂直に保とう。10回行ったら逆側も同様に。左右どちらか動きにくいと感じた方はプラス2セット行おう。
2. ペルビス・モビリティー
(1)脚を肩幅に開いて立ち、骨盤を両手で挟むように持つ。
(2)お尻を突き出して骨盤を前に倒す。
(3)次にお腹を突き出すように骨盤を後ろに倒す。2つ目の動作と合わせて骨盤の前傾・後傾をゆっくり10回繰り返す。前傾と後傾、動きにくさを感じた方はさらに2セット行う。
3. サイド・リーチ
(1)イスに深く腰掛け、足を大きく左右に開く。両手は頭の後ろで組む。
(2)右の脇腹を縮めるように上体を右に倒し、10秒キープ。このとき左のお尻はイスから離さないこと。逆も同様に。左右どちらか動きにくいと感じた方をさらに2セット行う。