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こんなパンを待っていた! 豆でつくられたグルテンフリーの《ZENB ブレッド》
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骨の材料になったり、臓器の働きをアシストしたりと、カラダでさまざまに働いているミネラル。ミネラルは体内で合成できないから食事から摂取するのが定石だが、それに合わせてサプリも活用をした方がよいかもしれない。その理由となるのが、「日本周辺の水銀量」なのだ。
地球上の土壌には数多くの金属が含まれている。このうち、健康づくりに欠かせないミネラルの働きを阻害する有害金属のひとつが、水銀。
世界のエリアごとに見てみると、中国や日本などのアジア圏の土壌に地球上の約半分の水銀が存在している。土壌や海水中の水銀を知らずにカラダに取り入れている日本人。そのミネラルバランスは危ういのだ。
近年、国連の環境計画(UNEP)が水銀汚染に関する活動を開始している。その理由は水銀の排出量が世界レベルで増えているから。
「もともと日本は火山国で海に囲まれているので、環境中に水銀が多く存在します。さらにアジア地域は人為的な水銀排出量が多いことで、世界レベルの問題になっているんです」
と言うのは分子栄養学の専門家、宮澤賢史さん。そのうえ、農薬を使っているので、さらにミネラルが吸収されにくい土壌に。野菜自体のミネラルバランスも危ういのだとか。
取材・文/石飛カノ イラストレーション/友田シトウ 取材協力/宮澤賢史(宮澤医院・医師)
(初出『Tarzan』No.753・2018年11月8日発売)