納豆創作料理店の看板メニュー。濃厚和風ねばボナーラ:腸に効く納豆レシピ

タレと薬味をぐるぐる混ぜてご飯にON!以外にも、納豆の味わい方はさまざま。京都で納豆専門店を営む納豆料理研究家、夏見奈央子さんが考案した、腸も喜ぶ創作レシピをぜひご自宅で。今回は、夏見さんのお店の看板メニュー、濃厚和風ねばボナーラのレシピを紹介。

取材・文/門上奈央 撮影/小川朋央 スタイリスト/高島聖子

初出『Tarzan』No.864・2023年9月7日発売

濃厚和風ねばボナーラ

納豆料理研究家 夏見奈央子

夏見奈央子さん

教えてくれた人

なつみ・なおこ/1992年生まれ。納豆料理研究家。調理師とフードコーディネーター、食生活アドバイザーの資格を持つ。京都・祇園四条にて〈納豆創作料理 夏豆〉を経営。著書は『納豆がもっと好きになる #感動の納豆レシピ』。

濃厚和風ねばボナーラ

濃厚和風ねばボナーラ

夏見さんの営むお店の看板メニュー。「納豆に火が通ると食感が変わってしまうので、必ず火を止めてから投入しましょう。高速でかき混ぜてフライパンでの“滞在時間”を極力短縮!」。

材料(2人分)

  • [A]
    • 大粒納豆(タレなし)…1パック
    • 卵黄…2個
    • 生クリーム…大さじ5
    • 醬油、みりん…各大さじ2
    • 鶏ガラスープの素…小さじ2
  • 角切りベーコン…12個
  • 玉ネギ(薄切り)…1/4個
  • パスタ…160g
  • オリーブオイル…大さじ2
  • 卵黄(トッピング用) …2個
  • ブラックペッパー…適量
  • ドライパセリ…適量

作り方

  1. パスタは袋の表示通り茹でてザルに上げる。茹で汁を少し取っておく。
  2. ボウルに[A]の食材を入れて混ぜ合わせる。
  3. フライパンにオリーブオイルをひいて中火で熱し、角切りベーコンと玉ネギを炒める。玉ネギがしんなりしたら、1のパスタを加えて強火にし、オイルを絡めるようにさらに炒める。
  4. 火を止めて3に2を加えたら、菜箸で“高速かき混ぜ”(30回程度)。麺にソースが絡みつき、箸が少し重くなってきたらOK。もったりしすぎたら、1の茹で汁を少し加える。
  5. 器に4を素早く半量ずつ盛り付け、卵黄を乗せる。お好みでブラックペッパーとドライパセリを散らす。