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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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42年の歴史を誇るミセスのための国際コンテスト『ミセス・インターナショナル』。2021年にアメリカで行われた世界大会で日本人初となる入賞を果たした和嶋真以さんが考える、“美ボディ”の定義とは?
42年の歴史を誇るミセスのための国際コンテスト『ミセス・インターナショナル』(以下ミセスコン)。2020年開催の日本大会で優勝し、今年アメリカで行われた世界大会で入賞したのはパーソナルトレーナーの和嶋真以さん。日本人が最終審査に進んだのは今回が初めてだ!
「本大会にはスポーツブラとショートパンツ姿で行うフィットネスウェア審査があり、世界大会では評価項目の中で一番高得点でした“職業はトレーナーです”と言いながら点数が悪かったらどうしようと思っていたので、安心(笑)」(和嶋さん)
もともとミセスコン出場を決めたのは、女友達の一言がきっかけ。
「2018年に始めたパーソナルトレーニングサロンが1周年を迎えた頃、“何か新しいことをしたいな”と友達に話すと、“世界を視野に入れたら? ミスコンとかどう”と言われて。幼少期からバレエやジャズダンスをしていてカラダで表現することが好きなので面白そうだと思いました」(和嶋さん)
日本大会と世界大会のステージに向けてボディメイクにも励んだ。
「日本大会前は痩せることに注力し、ファスティングにも取り組みました。世界大会はアメリカの美の基準を踏まえ、ほどよく筋肉がついた健康体を目指すことに。隙間時間を見つけてジムでマシントレをしたり、普段よりも白米をしっかり食べるよう心がけました」(和嶋さん)
そうしてベストコンディションで臨んだミセスコンで和嶋さんの美ボディの定義が一新されたそう。
「二の腕が太い、くびれがないなどと気にしがちですが、ミセスコンの出場者と話していると彼女たちはカラダを部分的に捉えることはなく、自分のカラダ“全て”に自信を持っていました。そのための努力も当然していますが、体型に対する固定観念がなく“皆違って全員美しい”との意識が定着している。
美ボディとは体型云々でなく自信やエネルギーが溢れているカラダだと感じました。疲れていたり背中が丸まっていると本来持っているエネルギーも霞んでしまう。逆も然りで、例えば背すじが伸びて胸を開いた理想的な姿勢を保つと、それだけで雰囲気も変わるもの。
その改善の手立てになるのがフィットネスですよね」(和嶋さん)
ミセスコンを終えた和嶋さんは、気持ち新たにフィットネスを謳歌。
「お客さんと一緒にエクササイズを行うほか、毎晩のストレッチも日課。また最近ダンスを再開しました。2022年友達と自主制作の舞台をやろうと話しています。
踊りと歌と芝居を行う点で自分には新たな挑戦ですが、ミセスコンに出て“何事も頑張れば夢は叶う”と改めて確信できたので。またボディメイクもしなくちゃ」
取材・文/門上奈央 撮影/山城健朗
初出『Tarzan』No.821・2021年10月7日発売