「お酒を控えて下痢の頻度が減った」アンガールズ・山根良顕|脱・腸弱さん体験談
お腹が弱くて、下痢になりがち。そんな“腸弱さん”はどのように腸を整えたらいい? お酒を飲むと毎回のようにお腹を壊してしまうという、アンガールズ・山根良顕さんの改善法を伺いました。
取材・文/門上奈央 撮影/谷尚樹 ヘア&メイク/天野誠吾 編集/阿部優子
初出『Tarzan』No.817・2021年8月26日発売
筋トレ&栄養摂取をムダにしないための腸活!
2年ほど前から鍛え始め、たくましい風貌に進化し続けている山根良顕さん。
「鍛え始めた頃は体重55kg。今より10kg以上も軽いし、筋肉なんて全然。胃腸も弱かったですねぇ〜。もともと食が細く、頑張って食べてもすぐにお腹を下してしまう体質で」
「バラエティで“ひな壇”にいるとき、お腹が痛くて話が一つも入ってこなかったり、生放送でCM中にトイレに駆け込んだことも。お酒を飲んだらほぼ毎回お腹を壊しましたしね。お酒は強い方ですが腸だけは弱い!
腸弱がもはやデフォルトだったので腸のために酒量を控えようとも思いませんでした。最近は誰かの誕生日にしか飲まないし、腸に響かない酒量で満足できますよ」
山根さんが下痢の呼び“酒”を断つきっかけとなったのは筋トレ。
「飲酒は筋合成の妨げになりますし、そもそも増量したくて鍛えてるのにビールでお腹が膨れたらごはんが入らない(笑)。いざお酒を控えると下痢する頻度が格段に減ったので、腸にとっても筋トレの習慣はプラスになりました」
カラダづくりに本腰を入れるようになって、腸弱改善に対するモチベーションも自然に高まった。
「筋トレの師である筋肉芸人のコアラ小嵐くんから“痩せ型の人には栄養の消化吸収が苦手な場合が多いからまずは腸を整えるべき”との助言を受けました。その時に勧められたのが《エビオス錠》で、筋トレと食事に加えてプラスαで取り入れると、なかなか増えなかった体重に変化が!!
腸活のスゴさを実感してこの春から《新ビオフェルミンS》も摂るように。昔はこういうサプリを腸が不調な時にしか飲まず、“おじいさんが飲むもの”とすら内心思ってましたが、大間違いでした(笑)。定期的に摂るようになってからはお腹を全然壊していませんしね。
本来は食材から栄養を摂るのが一番だと理解してますが、必要量の食物繊維を食事で摂るとそれだけで満腹になってしまう僕には本当に便利。複数種類摂るくらい手間じゃないです。せっかく頑張って摂った栄養をムダにする方がショックですもん」
背中を鍛えて腸を正しい位置に
腸活とカラダづくりの両立を、山根さんは素直に楽しんでいる。
「タンパク質を少しでも多く摂るべくプロテインを牛乳で割っていた頃はお腹を下しがちでしたが、水割りにしてからは平気。あと以前は猫背でしたが、背中トレをしてから背すじをまっすぐ保てるように。腸を正しい位置に維持するためにも背中トレ頑張りたいです」
強い男になるには強い腸が欠かせない。その一つの真理に、山根さんはすでに行き着いたようだ。
「結婚して娘が生まれ、将来のことを考えるようになり、長く健康でいるために筋トレを始めた結果、図らずして腸に対する意識も変わりました。今年中に70kg到達が目標なので、筋トレの成果を上げるためにも腸をタフに保ちたいです!」