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我慢不要! 5つの「暴食タイプ」で選ぶ最適トレーニング|コレを食べたらこの運動・総まとめ

酒、油モノ、肉、スイーツ。どうしても我慢できなければ食べていい。そして、食べた後には鍛えればいい。それが澤木流なのだ! この記事ではこれまで紹介してきた5つのタイプの「暴食パターン」を総まとめ。それぞれの好物に合わせたトレーニング方法へご案内します。

酒も肉も大好き!なトレーナーが監修。

酒にラーメン、揚げ物、ジューシーなお肉に流行りのスイーツ。ひと口食べればカラダもココロも歓喜の声を上げるめくるめく魅惑の食べ物たちを、仙人でもない私たちが我慢できようはずもない。毎晩のようにこれらを食べまくっている猛者だってたくさんいるはずだ。

おいしい食べ物は太りやすい。これ定説。ゆえに世のダイエッターのメソッドを読むと、いかにこれらの食べ物を控えるか、カラダにいいものだけを摂り続けるかがよく記されている。それを見ると、我々は「無理!」って思うのだ。

そしてこんなことも夢想したりする。「好きなものをたくさん食べても太らない方法ってないかなあ」と。このワガママな欲望を真剣に聞いてくれるのが、『ターザン』おなじみの澤木一貴トレーナーである。

澤木さん自身、結構いい感じに飲み食いしているんです。
澤木さん自身、結構いい感じに飲み食いしているんです。
澤木さんのブログを覗くと毎日のようにセミナーのために全国を飛び回り、現地の美食に舌鼓を打ち、関係者や仲間と杯を重ねる。しかしその分は毎日しっかりトレーニングして糖質や脂肪をカラダに溜めず、タンパク質は筋肉に変えている。それはただ漫然と鍛えているわけじゃない。考え抜かれたメニューを実践している。

「僕は多くのアスリートに携わるなかで、必ずしも教科書通りの指導が全員にフィットするわけではないことを知りました。

そして僕自身、加齢に伴うカラダの変化のなかで“自分のカラダに素直に耳を傾ける”ことで忙しくても体調は崩さず、ストレスフリー、さらにはトレーニングの効果も出しやすくなった。それは多くの人に当てはまるんじゃないかと思ったんです」

つまり無理に我慢を重ねず内なる欲に素直になり、そのうえでボディメイクしていくのがベストというわけ。好きな食べ物を心ゆくまで食べるのは構わない。ならばその分がカラダの負債にならないよう、効率的に運動すればいい。

今回澤木さんは下の5つのタイプ別に、サーキットトレーニングを中心としたメニューを提案してくれた。

「カラダ作りは自然なスタイルで鍛えるのが一番。食べ飲みOK。その分動きましょう!」

自分に近い嗜好のトレーニングをチェック!

タイプA|とにかく酒が好きだ。

タイプB|油モノに手が伸びる。

タイプC|お肉だけは譲れない。

タイプD|スイーツに目がない。

タイプE|食べ飲み甘味、オールコンプ。

教えてくれた人

澤木一貴(さわきかずたか)
澤木一貴/1971年、静岡県生まれ。SAWAKI GYM代表。NESTA JAPAN理事。全国でトレーニングセミナーを展開。6月には『ベストボディ・ジャパン プロレス』に参戦。日本大学卒業。一般のクライアントはもちろん、プロレスなどの格闘技選手からJリーガー、そして小学生まで幅広い指導経験を誇る。DVD『壊れゆく子どもたちの姿勢と運動神経を取り戻す!』が好評発売中。

取材・文/黒田創 撮影/山城健朗 スタイリスト/山内省吾 ヘア&メイク/天野誠吾 イラストレーション/高橋潤

(初出『Tarzan』No.767・2019年6月27日発売)

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