アプリ連携ギアを使った「呼吸筋トレ」で、インナーマッスルを強化!
横隔膜を鍛え抜く“呼吸筋トレ”。《エアロフィット》を使い、見えないインナーマッスルを呼び覚ます。
取材・文/神吉弘邦 撮影/山本 嵩
初出『Tarzan』No.901・2025年4月17日発売

腹から呼気を絞り出せ! 呼吸トレーニングの発想。
なぜ、呼吸のトレーニングが腹に効くのか。呼吸が有酸素運動の基礎となるのはもちろんだが、腹筋を鍛えることにもなるからだ。呼吸に使う筋肉は意外なほど広範囲にまたがる。
例えば、呼吸に最も密接に関わるといわれるのは横隔膜。息を吸うと横隔膜が収縮して下がり、肺に空気を取り込む。息を吐くと横隔膜が弛緩して上がり、肺から空気を押し出す。腹を膨らませて息を吸い込む腹式呼吸は、横隔膜と内肋間筋が連動している。腹凹に大切なのは呼気のほう。
呼吸筋トレーナー《エアロフィット》のプログラムでは、最後の最後まで空気を絞り出すよう指導される。こうしたギアを使うことで最適なトレーニングや記録が可能になる。
Bluetooth経由で連携して肺活量、呼気・吸気の圧力を測定。結果は年齢や性別などのデータと組み合わせて最適なプログラムを提供する。専門家が組んだ高度なプログラムはサブスクで。
《エアロフィット》
デンマーク生まれの《エアロフィット》は、口にくわえる“呼吸のダンベル”だ。呼気と吸気それぞれ6段階のバルブで負荷を調節。アプリがセッティングを指示してくれる。《エアロフィットプロ2.0》49,990円。WEBサイト