
教えてくれた人
河村玲子(かわむら・れいこ)/メンタル&フィジカルサポートスーパーバイザー、管理栄養士。エクササイズと食、両面からなる心身へのアドバイスが好評。
自分の掌を目盛りに食事の適量を知る。
1日に必要なエネルギーの量や3大栄養素のバランスが大事。でも、カロリー計算をしたり栄養バランスを考えるのは結構面倒。というか、それができるなら中年太りで悩みはしない。そんな多くの人のための最適解が、「手ばかり栄養法」。
これは自分の掌を目盛りにし、1食または1日に必要な食事量を導き出す手法。1食分の主食はごはんなら掌に乗るお茶碗1杯分、食パンなら小指の厚さのパン2枚、そばなら両手に乗る冷凍そば1玉。
主菜は両手の掌に乗る肉、指に乗る魚、指先に乗る卵と掌大の大豆製品を1日の中でローテする。副菜は緑黄色野菜の小さめ小鉢2個と淡色野菜の大きめ小鉢3個を1日3食でカバーする。で、1日に摂る果物は片手の拳1個分。
手の大きさによって量が違う? それでいいのだ。体型は手の大きさにほぼ比例するので、それがあなたの適量ということ(表示したg数は目安)。これでノー秤でもカロリー&栄養バランスは◎。