ヨガ初年のほとんどは鼻が詰まっていて、プラーナーヤーマはまるでトランペット練習でした!
先生のコメント
ここでわかるように、ヨガでの呼吸法は基本的にほとんどが鼻呼吸です。トランペット音を奏でるほど鼻が詰まっていると気づけたのは素晴らしいことですね!
「プラーナーヤーマ」とは日本語で「呼吸法」。生命のエネルギーや気を意味する「プラーナ」と、膨張や制御、つまりコントロールを意味する「アーヤーマー」から成り立つ言葉です。
これは、単なる呼吸ではありません。「プラーナーヤーマ」は、自分の周囲を取り巻く環境の生命エネルギーを吸い込み、新鮮なエネルギーを吸収しつつ、吐く息では、体内の澱んだエネルギーを外へ排出します。そうして生命体を良いエネルギーで満たすことができるのです。
呼吸を整えることの効能は、身体だけでなく心にも作用するため、ヨガでは最も重要な要素の1つです。呼吸が深まると、意識が拡張したり、集中力がアップしたり、血液やリンパの流れも良くなったり。「プラーナーヤーマ」を通して色んな効果に出会いながら、心身ともにリラックスできる状態を目指していきましょう。