【2024年最新】ウェアラブルデバイスで心肺をスマートにトラッキングしよう。
心臓や肺にいつ異変が起きるかは誰も分からない。転ばぬ先の杖として、心肺をトラッキングできるデバイスを活用し、日頃から健康状態を把握しておこう。今回は2024年最新のギア3点を紹介。
取材・編集・文/門上奈央 撮影/鈴木大喜
初出『Tarzan』No.886・2024年8月22日発売
目次
《Apple Watch Series 9》|いつでも心電図を取れる医療機器。
ケース素材やサイズ、バンドなどは自由にカスタマイズ可。59,800円〜。WEBサイト
電気心拍センサー搭載の《Apple Watch Series 9》。心臓の状態が気になるタイミングで心電図を取れる。計測値はヘルスケアアプリに保存。また指定したBPM値(1分当たりの心拍数)を上回る/下回る時や、不規則な心拍が検知されると通知が来るよう設定も可。
左/心電図を取るにはアプリを起動後、30秒間本体のボタンに指を当てるだけ。データはヘルスケアアプリに保存。右/心電図アプリでは現在の心拍数が表示。
《Garmin Venu 3S》|脈拍やストレス、呼吸数などをカバー。
コンパクトサイズは5色、レギュラーサイズは2色展開。60,800円。WEBサイト
シリーズ最高精度の光学式心拍計を搭載。スマートウォッチモードで使用すると約10日間稼働。長期間の安定的な計測が叶う。心拍変動に基づくストレスレベルの算出はセルフケアの指標に。意識的な呼吸により心身を整える「ブレスワークアクティビティ」も実用的。
左/ストレスレベルは装着中に30秒間静止して計測。右/「HRVステータス」は心拍変動をもとに身体状態を多角的に判定。活動と休息のバランスを測る指標に。
《SOXAI RING 1》心臓のトラッキングをミニマムに。
サイズは12、14、16、18、20、22、24、26号(初回購入時はサイジングキットで要確認)。35,980円〜。WEBサイト
AIによる高精度な計測を誇る、日本生まれのスマートリング。計測値から睡眠・体調・活動をスコア化。心拍数からは睡眠の深さや睡眠時間、心拍変動から日中の自律神経の状態やストレスレベルなどを算出。AppleヘルスケアやGoogle Fitと連携可。
左/防水加工、サウナ室でも装着可。世界最小の《SOXAI RING 1》は軽量でカラダの一部のような装着感。右/睡眠中もストレスを抱くことなく心拍を計測。