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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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歩くことに何かを見出しているという人たちにその理由や歩き方を聞いてみた。奥深さや楽しみを知れば、もっと長く、もっと頻繁にウォーキングに出かけたくなるはず。今回はモデル・松島恵美さんがアメリカの大自然を歩く理由。
アメリカ・LA在住のモデルでデジタルクリエイターとしても活動する松島恵美さん。「キャンプをしながら山を歩くのが好き」と語る通り、本格的なアウトドアライフを送っている。
「よく寝袋と枕を4WDの車に積んで、移動しながら1週間ぐらい生活します。毎年秋のクライミングシーズンになると、ヨセミテにも10日間ぐらい行きますね。
昨日までいた山では、クマが出たって聞いて泣きながら歩きました。しかも何もないところで車が故障しちゃって(笑)」
気をつけていても、危険に遭遇することはしばしば。それでも、自然の中で過ごすことは欠くことができないライフスタイルだという。
「私は何かのゴールを目指して歩くのが好き。4000m級の山のポイントを制覇しようとか、あの場所でロッククライミングをしようとか、きれいな滝を見てみようとか。
自分で作ったゴールに向かって歩くことにいつもワクワクしているんです」
LAの人々は街中では歩かない?
「普段の生活は全部車で全然歩かない(笑)。家から目的地に移動するだけだから、街では発見がないんです。東京で暮らしていた頃のような、歩いていて偶然素敵なお店を見つける感覚がちょっと恋しいですね」
彼女が自然の中を歩く理由とは。
「アメリカの大自然を歩いていると、都会での疲れをリセットできるし、自分とのコネクションが戻ってくる感じがするんです。
一人で歩いているんだけど、全然孤独じゃない。時々出会う人々や山や花などの風景とコネクトして、自分がピュアになっていく感覚が大好きなんです」
取材・文/編集部 撮影/下屋敷和文
初出『Tarzan』No.866・2023年10月5日発売