要した期間は2年。菜波が目指したモデルとしてのカラダ作り。
ファッションモデルの菜波さん。誌面での活躍はもちろん、最近では大好きなバスケットボールの魅力を伝えるレポーターとして、試合にテレビに引っ張りだこ。根っからの運動好きという彼女が普段から実践しているボディメイク法やそこにかける想いを聞いた。
取材・文/重信綾 撮影/森山将人 スタイリスト/小泉茜 ヘア&メイク/高取篤史 題字/師岡とおる
初出『Tarzan』No.865・2023年9月21日発売
自体重トレ、水泳、ストレッチ、ヨガ…とにかくカラダを動かすことが大好き!
ファッション誌『CanCam』の専属モデルとしてはもちろん、最近では大好きなバスケットボールの魅力を伝えるレポーターとして、試合にテレビに引っ張りだこの菜波さん。
「子どもの頃から運動をしていない時期がないくらい、カラダを動かすことが大好き! 普段は家での自重トレに加え、ジムにも通っています。メインで鍛えているのは腹筋。初めて水着の撮影をする時に、絶対に縦ラインを作りたい!と思って始めてから、ずっと続けていて。
市民プールにも行きますね。前腿に筋肉がつきやすいのでビート板を脚に挟んで固定しながら泳ぎます。手でいっぱい漕ぐので腕も引き締まるし、体力も使うので、すごくいいですよ〜」
鍛えるだけじゃない。ほぐすこと、汗をかくことも大切にしている。
「全身のストレッチも毎日30分くらい。首のラインをきれいに整えるため、肩甲骨まわりを特にほぐします。汗をかきたい時はホットヨガや、自宅にある遠赤外線のマットを活用。デトックスは大事ですから!」
小学生から続けたバスケットボールで培った肉体を、モデルとしてのカラダへ作り上げるまでには、2年の時間を要したという。
「当時は今より7〜8kgあって、肩が内側に入った猫背でした。糖質制限をしながらトレーニングをしたり、がっしりした太腿をほぐすために整体に通ったり。セルライトを潰すマッサージや水をたくさん飲むなど、できるダイエットは全部やったと思います。
おかげでカラダに合った痩せ方がわかり、自在に体重コントロールができるようになりました(笑)。負けず嫌いな性格と、夢だったモデルの仕事をしたいという気持ちのおかげで頑張れたと思います」
好きが高じて栄養の勉強も本格的に
カラダ作りをするなかで、その経験や美容の知識を発信したいと思うようになった菜波さん。大学では栄養学を学んだ。
「腸の消化と吸収についての研究が面白かったのですが、そこでカラダは腸内フローラなどの菌に支配されていることを知って。もともとヨーグルトが大好きだったこととも結びつき、勉強をしてフードスペシャリストなどの資格を取りました。ヨーグルトは毎日のように食べていて、いろいろな菌を摂取するために5種類くらい食べるようにしています」
そんな勉強熱心な菜波さんが、今気になっているのは『ターザン』本誌865号でも特集した“横隔膜”だとか。
「くびれ作りには横隔膜を意識して動かすことがいいと聞いて実践しています。呼吸法なども含め、いろいろ学んでいきたいです!」